新日曜美術館 山﨑種二→山種


今日は日曜なので朝は新日曜美術館を見る。
なんか番組HPできてたんですね。
野村アナが交代、目がチラチラするセットになった。
壇ふみさんの衣装も、これじゃ台無し。
花も目立たなくなって、黒沢アナだけがミョーに浮いている。


そういえば先週姜尚中さんが出てきた。
この人が語る 私の愛する画家(4)「姜尚中 私とデューラー」


留学先の西ドイツで出会ったのがデューラーの自画像で、
「不安や不確定なものは解消しない、受け入れていくしかない」とか
肖像画は鏡」とかいうようなことをいわれていた。
忘れてた。危うくメモを捨てるとこだった。


で、今日は山種美術館の話。
絵は人柄である〜山﨑種二と日本画の巨匠たち〜
千鳥ヶ淵のとこにあるのは知ってたけど、
結局寄らずじまい。
九段下からは坂を上っていかねばならんし(武道館より向こう)遠い。
あっちまでいってたのは花見のときぐらいか。
馬鹿だ。


で、なんでも最初に買った絵が偽物で怒ってたら、
奥さんに素人にはわからないんだから一流の人にかいてもらったら?といわれて
つきあってみて(人柄から判断して)絵を集めるようになったそうだ。
大観とか古径とか松園とかいろんな画家のお世話をして
絵を買ったり、譲ってもらったりという感じになっていったらしい。


奥村土牛、この人の絵は日本橋三越だったかに見に行った記憶がある。
まー例によっての雰囲気だからゆっくりみれたものではないけれど、
好きな画家の一人だ。
古書ほうろうにはじめていったときに買ったのが奥村土牛の文庫本「牛のあゆみ」(謎)


しかし、改めて思ったんだけど、
なんで奥村土牛の絵は切れてるんだろ。
額に入るくらいの大きさ。醍醐とか。これ切手でもあったように思う。
写生で紙の大きさが限定されるとか?
うー文庫本積読で行方不明。


私は昔、芸大で見た山口蓬春の「市場」が今でも印象に強く残っている。
「日本画の100年 - 東京国立近代美術館 / 東京芸術大学の所蔵品を中心に」展
芸大美術館、目録を画像も一緒に公開してるとはしらなんだ!
あっさり見つかってしまった。


割と大きな絵でってか屏風。
目録の画像より、色はもっと鮮やかでやわらかく、見てると眠くなります。
私にとって眠くなる絵はいい絵です。