『太陽/Солнце/The Sun』(2006)

なんだかんだ見逃してきた「太陽」の上映があったのでいってきた。
イッセー尾形昭和天皇をやって、
最初、日本では上映できないのでは?とかいってた作品。
ラストエンペラー」(1987)も溥儀の死後20年目くらいなんで、そんなもんか(ってどういう比較だ)

映画は天皇が地下壕で生活している場面から始まるのだが、
ほんとに地下壕で生活してたんですか?
日吉だったか、なんか慶応かどっか関係したところに
軍の地下壕があったとかいうのはきいた記憶があるけど。
「旧海軍極秘地下施設―日吉台地下壕―」
そういや何年か前に、松代大本営もみにいったけど、あれはすごいですね。
天皇が住む予定だったところは、なんかの施設になってて中まで見られなかったけど。
とにかく映画「ヒトラー 〜最期の12日間〜」を思い出しましたね。


しかしですね、全体的にまったりしているというか、
動きがいないというか、
御前会議の場面終了後、私は昼寝に突入。
(-_-) zzz
空襲の場面でちょっと目が覚めて、うつらうつらしている間にようやく目が覚めて
気がついたらマッカーサーと対面の場面でした。
2時間でまともにみたのは最後の1時間だけです。
なんちゅーこっちゃ!
途中、何があったんだ?
(;゜゜)


上映後、ちらしで内容を確認する羽目に、って確認にはならないけれど。
ちらしの裏の解説(左端上下の写真の場面は見てないわ…)


で、納得したことが、この監督、アレクサンドル・ソクーロフ
私だけではなく、多くの人が爆睡していた映画『エルミタージュ幻想』の監督だったのだー。
今日、気がついた。
どうも私はこの人の映画のテンポにはあわないようだなーーーー。
2本とも寝たからな。( ̄O ̄)(−.−)(_ _).zZ
でも、ハリウッドが日本を舞台にした映画に感じるような不愉快さはなかったな。


イッセー尾形は似ているといえば似ているけれど、
どうせなら髪型も似せればよかったのに。
頭がでっかいからなー。
アメリカ人と比較したときのこの下の写真なんか、まさに日本人って感じ。


そういや陸軍大臣阿南惟幾を六平さんがやってました。
顔の迫力が…
ってか息子が外務省にいますよね。
阿南に限らず、なんかこういうのよくわからん。
東條の孫とか。


そういえば佐野史郎(←なーんーか浮いてた)ともう一人でてくる年老いた侍従、
侍従というより、動きが宦官みたいなかんじで笑えた。


天皇ヒロヒト――。彼は悲劇に傷ついた、ひとりの人間。日本の戦後を描き、世界で絶賛されたアレクサンドル・ソクーロフ監督インタビュー2006/06/06
監督公式サイトの2005年のとこ
wikiの昭和天皇
戦争を語り継ぐNHKのドキュメンタリーのキャプチャーとかあります。当時の写真もでてきます。


東京大空襲の時、皇居は対象からはずされたそうで。
やっぱ地下壕ってのはフィクション?
皇居にはどれだけ本があるのかわからないけど、焼けてたら…