2週間前くらいに借りて、そろそろ返さないといけない本の中に
- 作者: 川成洋
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/07/17
- メディア: 新書
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いやーわかりやすいな。
って図書館でぶらぶらしてたらたまたま391とかの棚にひっかかったわけですよ。
はは。
「グッドシェパード」を見た後、よくわからなかったのが、
アメリカ人の主人公がドイツよりとかいわれて大学を追われた先生とイギリスで活動すること。
第二次世界大戦期にアメリカ北東部の名門八大学、いわゆるアイヴィーリーグの卒業生で
良家の子弟たちが、イギリスで「インテリジェンス」の訓練を受けた。
これらの訓練生の人選もやはりイギリス式であった。彼らの教官役を果たしたのはいうまでもなくMI5とMI6だった。
戦後アメリカに帰国した彼らは、1947年に創設されたアメリカ中央情報局(CIA)に入局する。
そーいうことか。
本によれば、イギリスのスパイはオックスフォードやケンブリッジ出身者ばっかだったらしい。
モーリスの世界ですか!って私は見てないんだけど。
でもそういう世界でもあるらしー。
そこの卒業生であれば、
特権階級であることで祖国に対する忠誠みたいなもんは疑うこともないし、
幅広い人脈なんかも期待できるし、頭もいいから即戦力なわけだし。
…グッド・シェパードの方もおやじは高位の軍人だし、大学の秘密結社なんかにも入ってるし。
で、MI5は陸軍情報部第5課 現イギリス情報局保安部 SS(Security Service)
MI6は現イギリス情報局秘密情報部 SIS(Secret Intelligence Service) へんな建物だな。
イラク戦争開戦のきっかけのひとつが、MI6の誤った情報。
あと新書ででてきた人たちに、ソ連のスパイになった人が多かったのが意外だった。
スターリンとかの時代ですよ。
考えてみればソ連も一応連合国側だったわけで、
エドワードがソ連のスパイと会ったり話したりってのは…終戦直後はあったかもね。
ソ連て完全にあちら側の国って印象が強かったんだけど、
今更ながらにへーというかもう少しほかの本を探してみようかなと。
そういえば映画館でやたらと宣伝していたのが
ケイト・ブランシェットの映画、またエリザベス1世やんのかー。
「エリザベス:ゴールデンエイジ」
ウォルター・ローリー役はボーン・アイデンティティーの教授じゃないかー。
で、ここでもスパイが活躍してたそうで、ってか本によると
イギリスでスパイ組織が初めて公的な国家機構として組み込まれたのは、十六世紀後半の
エリザベス朝(1558〜1603)だった。その立役者は、なんといってもイギリス秘密情報部の初代長官
サー・フランシス・ウォルシンガム(1530?〜1603)だった。
だそうです。
もう一冊もわかりやすいな自分…。
- 作者: クリスマクナブ,Chris McNab,小林朋則
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2003/09
- メディア: 単行本
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”体温の50パーセント以上は頭部から失われるので、頭は常に暖かくし、ぬれたままにしない”
とか
”脱水症状が起きるとエネルギー・レベルから思考能力まで、ありとあらゆるものが影響を受けるので
水分補給を欠かさないことが、いい結果を出すための大切な出発点となる。尿が濃い色になったら
水分の摂取量を大幅に増やさなくてはならない。体内の水分量が増えると、尿は透明になる。”
で、本のはじめに紹介されていた1980年のイラン大使館人質事件。→wiki駐英イラン大使館占拠事件
これでSASが有名になったそうで。
やっぱりあったよYouTubeに。