先月地元のシネクラブに入会して、12月の会にいってきた。
スクリーンで映画をみるのはいいもんだ。
情報センターでもミニシアター系の上映会があるけど入会してみた。
で今月はジョン・マルコビッチのクリムトだったんだけど、
私も知人も途中から寝てしまうほど、わけわかんない映画だった。
で、先月はペネロペ・クルスの…ってか
『オール・アバウト・マイ・マザー [DVD]』や『トーク・トゥー・ハー』←今更ながらにそのまんまの邦題ってちょっと…
のスペインのペドロ・アルモドバル監督の作品。
最終回はパンフが売り切れてたので取り寄せてもらったものを受け取ってきた。
しみじみ、いい映画でした。
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ペネロペ・クルスは役のせいかもしれないけど、
母国語でしゃべりまくって(私にはスペイン語がそういう風にきこえる)いきいきしてました。
あと田舎の家のつくりとかスペイン人でもいろんな顔があるなとか思いながらみてました。
以下ネタばれはないけど、余計な情報をしいれずにみると楽しめます。
印象にのこってるのはこのシーン
「帰郷」
彼方に見える光のまたたきが
はるかな故郷に私を導く
再び出会うことへの恐れ
忘れたはずの過去がよみがえり
私の人生と対峙する
(中略)
帰郷(ボルベール)
しわの寄った額
歳月が積もり銀色に光る眉(とりあえずここまで)
このボルベールって曲が話の流れにぴったりきて
涙がながれました。自然と。
UKサイトの予告(こっちのほうがサイトの予告よりわかりやすいかも)
公式サイト(英語…日本のほうはもうサイト閉じちゃってるよ)
歌ってるのはエストレージャ・モレンテ(Estrella Morente)
最後に監督とペネロペが出てくる
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もとは”アルゼンチン・タンゴの創始者”カルロス・ガルデルが
”彼の主演映画で、中年を過ぎた歌手(彼自身)が世界をめぐった末に故郷に帰る船上で歌った”
ものだそうで、それがこれ↓
タンゴですな。
フラメンコのほうが好きだな。
『バッド・エデュケーション [DVD]』とか『死ぬまでにしたい10のこと [DVD]』とかもこの監督だったのかー
今知った(笑)。