レディー・チャタレー

昨日、映画『レディー・チャタレー』を見てきた。
公式サイト



…私は好きだね(笑)何が●●なんだ。
ま、小説読んでないからわかんないけど、いい映画でした。
で、夫婦、彼氏彼女で見に行くといいと思う。


ってことで話の舞台はイギリスなんだけど、登場人物はみんなフランス語でしゃべります。
監督がフランス人だから。
逆はよくあるパターンかもしれないけど、不思議です。


私は伊藤整の発禁の騒ぎの話しかしらなかったんで、
まったく小説の前知識はなかったんですが…
映画みながら途中から思ったんすよ。
ラグビー邸って、それイギリスじゃないかと。
炭鉱って、それイギリスじゃないかと(そこかよっ)。


D.H.ロレンスってT.H.ロレンス?じゃねーよなって、
でもイギリス人だよね…→D.H.ロのお父さんは炭坑夫だったそうで…親子間階級闘争


イギリスに住んでる貴族は実はフランス語で会話していたのかと。
※そういう時代もあるにはあった。相当前だけど。
でもパーキンスまでしゃべるのかと。
いや、パーキンスってイギリスの名前じゃないかと。


コニーのお姉さん、ロンドンがどーとかこーとかってここどこよ?って。


でもそのうち、どーでもよくなって。
ほんと、必要なんですよ。泉なんですよ。
自分を大事に思ってくれる相手っちゅーのが。
最後のパーキンスの言葉がいい。
一人になれないとしんどい、みたいな。それ私?(爆)
コニーの言葉もね。
遠く離れていても、信じているよ、みたいな。
私が書くと軽いが映画をみてほしい(涙)


ところで、パーキンスの家(小屋の方じゃなくて)、ありゃいいな。
石の階段。おおきな家。ドアを開けたらすぐテーブル。
イギリスで撮ったのかもしれないけど、あの風景はフランスだ(笑)
パーキンス役の人は、ガストン!とでも呼びたくなるようなごつい身体でしたね(なんじゃそりゃ)
コニー興奮しすぎだ。最初の場面。


で、今日、昼休みに近くの図書館に走りました。
ロレンスは3稿まで書いてる。登場人物の名前もかわっている。
映画は2稿をもとにしている。
完訳の文庫本、表紙からしてどーよって感じでしたが、
さーっとみて、思い出したのはアンジェイ・ワイダの話。
これ、言葉で読むよりも、映画でみたほうがいい気がした。


⇒6/23追記
ちょっと日本語訳についていけねー。
いったい誰がつかう日本語なんだ。東京の下男か。
読み込んでないからあれだけど、かみ合ってない。ふたりの言葉が(笑)
パーキンス(ではなくて名前がかわってるんだけど)の言葉遣いがひどすぎる〜。
ヘップバーンがすげー言葉でしゃべる映画を思い出した。あれか?
わかんないフランス語でよかったよ(字幕の日本語はよかったよ)。
映画の方を先に見るとちょっと…。
映画は小説の上のへんをすくいとった感じ?(笑)