図書館で借りた本。
- 作者: 佐竹謙一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/03/20
- メディア: 単行本
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系図があったんだけど、それが物足りず、自分で作ってみたら大変なことになった。
1000年くらいの系図になった(笑)
レコンキスタとか久々にきいた。
スペイン・ハプスブルクだけが変なのかとおもってたら、
みんなへんだった。
ブルボン×ハプスブルク、スペイン・ハプスブルク×オーストリア・ハプスブルクが悲惨。
ってかね、前もルイ14世とかの話で書いたけど、父方でも母方でもいとこ同士の夫婦とかひとつじゃない。
いとこ同士は普通。おじと姪とかも普通にでてくる。
しかも何代も繰り返される。
末期は子供がうまれても育たないとか、家系のせいか、保健衛生のせいかわからんけど、
アムールトラみたいだ(そこまではいかないか)
フェリペ2世は2代目ってことで、地盤を固めるためか、
王妃の数がやたらと多いんだけど、③以外みんな親戚。
①Mary of Portugal いとこ
②Mary I of England 両親のいとこ
③Elizabeth of Valois
④Anna of Austria いとこの子であり、妹の子・姪でもある。
ってか系図にのってるひとはみんな親戚なんで。
ルイ14世(甥)とフェリペ4世(伯父)も親戚なんで。
そりゃ、継承戦争がおこるわと思った。
あとポルトガルが一回吸収されてしまうのだが、
また復活して20世紀までたどり着いてたのには驚いた。
いまでこそ小さい国で…もともやっぱ大きい国ではなかったんだけど(植民地は除く)。
でも統一されないフランスとかドイツとかとある意味ためをはれた時代だったのか。
しかし、女性でもこれだけたどれるんだからねぇ。
日本だといわゆる名門のおうちでも無理。
推古とかあのへんの、これまたありえない夫婦の組み合わせの系図は面白いかもしれないけど
顔写真とか絵がないからたぶん作らないだろう。
あー、このまえたまたま明治天皇の娘の写真を見たけれど、
写真て残酷ですね。