マリー・アントワネットのひいひいじいちゃんはルイ13世


本屋でいっきに立ち読み。
系図づくりで見た絵が多かったので、さーっと頭に入るんだけど、
例によって近親婚の話がスペイン・ハプスブルクを中心にでております。


別の話で、犬猫で近親交配を繰り返すと、パグとかブルドックみたいに、
身体の末端から奇形がでると何かで呼んだことがある。
カール5世の代くらいのハプスブルクの鼻とかあごはちょっと違うと思うけど、
フェリペ4世前後になると、そっち系じゃないかと思ってしまう。
フェリペ4世の代はやりすぎ。→悲惨な系図はこちら


暇だから系図を作ってみた。


この本にでてくるリーゼロッテを中心につくり始めたんだけど…ま、脱線。
リーゼロッテは父方のおばさん、ゾフィー(父の妹・ハノーファー選帝侯妃・息子が英ジョージ1世になる)と手紙をやりとりしていて、
それが残っている。
ルイ14世の宮廷でみききしたことが…

読みたい。
⇒読みました。リーゼロッテは今の人間の感覚に近いと思われました。
 ってことでフランスの王侯貴族に対する見方も…
 でもルイ14世とは気があっていたらしい。
 ってか、全部読みたい(笑)
 とにかく小さいころ預けられたハノーファーの宮廷、おばさんの影響が大きい。
 そのおばさんの子供、いとこのゲオルグがイギリスのジョージ1世になったわけだが、
 もしフランスに嫁いでなければ、順番からいうとリーゼロッテだろう(本にはなんて書いてあったか?)。イギリスの王様は男女関係ないし。
で、ひい孫がマリーアントワネット!



じーっとみてると、
マリア・テレジアと夫のフランツは遠縁…つかフェルディナンド3世が共通の曽祖父。
…先妻と後妻の流れだから、父親同士が従兄弟。
で、ルイ13世のひいじいちゃんはフェルディナント1世なのか〜と。
また、ルイ13世の子孫として考えると、
ルイ16世よりも、マリー・アントワネットのほうが近いのか〜。
にしても、ルイ14世の子孫は若死が続きすぎ。
ハプスブルクの血が濃いからか?
これみてるとルイ14世スペイン継承戦争となるのもわかりますよね。



系図作ってて面白いのは…肖像画から親子とか血のつながりがはっきりわかるから。
隔世遺伝ででてくる顔とかある。


CiNiiでいくつかみつけた。本文がない…


リーゼロッテ・フォン・デァ・プファルツ : フランスの宮廷生活

日本女子大学紀要. 人間社会学
Faculty of Integrated Arts and Social Sciences journal
Vol.8(19970000) pp. 1-18
日本女子大学 ISSN:09172076