『ノーサンガーアビー』


『トム・ジョウンズ』は子供向けの全集のほうで結末を読んでしまったので、
ジェーン・オースティンの方にもどることにした。


で、図書館でジェーン・オースティンの本を検索したわけだが…
OPACが…こわれてんのかとおもうくらい、
ジェーン・オースティンをスルーすんのでびっくりした。


岩波の本があるのに、1冊しかヒットしない。
英語で検索すると152冊でた。
なんじゃこりゃ。


で、この前かりた新書でみた『ノーサンガーアビー』の日本語訳はないかと
探したんだけど、『ノーサンガーアビー』でヒットせず。
適当に「ノーサンガー」「アビー」「ノーサンガー僧院」でも0件
※メモってなかったので適当…
英語で検索した時にちらっとみかけた『ノーサンガー寺院』がタイトルだったみたいで
著作集をみつけた。
※ちなみに「アベイ」でもヒットしない…


ジェイン・オースティン 著作集
税込価格: \66,262 (本体 : \63,107)
出版 : 文泉堂出版
サイズ : /
ISBN : 4-8310-0046-9


の4巻。
で、書庫にはいっていったわけだが、例によってすんなりみつからず。
っつか振り向いたら、番号の違うところにほかとかためておいてあった。
933なのに、940のドイツ文学の下に!!


しかし、この著作集というのが、出版は1996年なんだけど、
どーも仮名遣いが…

「キャサリン」が「ケァサリン


でも、すぐに気にならなくなりました。
金色夜叉』のほうがきつかった(笑)


ジェイン・オースティン・コレクション ノーサンガー・アベイ [DVD]

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まだ途中だけど、最初のところが面白かったので映像を探してみた。
あった。でもヘンリー・ティルニー、ちょっといかつくてがっかり。
とりあえず読み終わってから見ることにした。
私の頭の中ではルフロイ氏になってるんだけど、マカヴォイもちょっと違うか…?


たまたま雑誌コーナーで目に入った『英語青年』
2008年9月号が
特集: 漱石の英国十八世紀
◆仮構される内発性と近代文学――漱石の十八世紀英国文学論を読み返す(武田将明)
◆小説家漱石、その語りの原点――ホガース、ドラローシュ、ミレイ(原英一)
◆The Dunciad の注釈(岡照雄)
漱石とスターン(伊藤誓)


まさにオースティンの頃なわけですが…。