口をあけてみていた「ミラクルボディー/アクセル・スビンダル(アルペン・ダウンヒル)」


●2014/2/11追記
さて4年後の2014年ソチ五輪のスピンダル選手の結果↓
Aksel Lund SVINDAL
今回は五輪関係で印象にのこる番組なかったですね。
このミラクルボディーシリーズが特殊だったのかな。
視点が高いところにあるのがよかったですね。
五輪をみる楽しみを増やしてくれました。


しかし日本選手団のユニホーム、さえませんでしたねえ。
せめて赤のマフラーとかグローブぐらいつければよかったのにね。
開会式自体はとても印象的でした。
そうだよロシアってバレエとか音楽とか芸術の国だったよって
改めて思い出しました。

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のっけから映像の美しさに目を奪われ、口をあけてみていました。
なんだこりゃ〜。


ラクルボディー 第1回 滑降 時速160km 極限の恐怖に挑む
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100207.html



スビンダル選手(Aksel Lund Svindal,1982生,ノルウェー)と同じくトップ選手の筋肉や脳を比較しながら番組は進みます。


筋肉の使い方でいうと、
力を使ってるのはカーブのときだけで、

ほかの選手が体の姿勢を保つとか方向を調整する部分で力をどんどん使っていくのに対して
スビンダル選手は後半になっても余力を残して滑っています。



右 カナダのエリック・グエイ(Eric Guei)選手。5秒で6キロの加速。
スビンダル選手は…何キロだっけ?40キロ?思い出せん〜とにかく短時間の加速が圧倒的なわけで(50キロです)。
ほかの選手がカーブで最短距離を稼いでも、この加速に簡単に追い越されてしまう。


また、脳の動きについても
ダウンヒルの映像を見ながら分析すると
ほかの選手が扁桃体(恐怖を感じるとこらしい)が活発になっているのにたいし、

スビンダル選手は扁桃体より後ろの部分が活発に動いていると。


えらいスピードで滑り降りていくために、
目に入る情報を目いっぱいとりこんでいくとかなんとか。
瞬きの数が1分間に1回ってことで、その集中力に心理学者がびっくりしてました。
ようは極限状態に挑むわけです。


比較が面白かったんですが、
普通の街を歩いていく時は、自転車がきたな、車が来たな、その距離はこれくらいかなって
判断しながら進むわけですが、
スピードアップするともう、なんかものが近づいてきたな、くらいしかわからなくなる。
速すぎて。
ちょっとのミスでえらいことになるもんだから、
目もつむれない!(脳もその状況に対応しようと活発になる)
すげー!!



また、大きな事故を乗り越えていまのスビンダル選手があるわけですが、
その克服の仕方、本人の話をきくと、やっぱ最後は心の強さなのかと思いました。
レースの映像を見ながら脳をスキャンしていったわけですが、
検査後、本人は大丈夫といってたけど、
事故を起こしたコースに反応した扁桃体
学者はトラウマは残るといってましたが、
本人は事故直後からそのコースをすべることをイメージし、
実際、同じコースを早いタイムで滑りきることで復活しました。
克服することで脳も鍛えられるそうです。
※っつか猛スピードで下るダウンヒルで事故ると心身(記憶も吹っ飛ぶ)のダメージが半端ない!!


しかし、スビンダル選手はインタビューで
レースに臨む闘争心は狂気に近い、といっています。
安全装置をはずす、とも。
(↑肝心なところを聞き逃す…字幕つけとくれ)


いやー。
再放送、見たほうがいいっすよ。最初の5分が肝です。
とっても面白かった。
今度は録画しよう。


再放送↓↓
2010年2月10日(水)  午前0時45分〜1時34分 (9日深夜) 総合
2010年2月13日(土)  午後4時00分〜4時49分 総合 ※沖縄県は放送はありません。




http://www.aksellundsvindal.com/
http://www.facebook.com/pages/Aksel-Lund-Svindal/33567326992
http://en.wikipedia.org/wiki/Aksel_Lund_Svindal


【2/15追記】
この記事書いてから、ブログのアクセスのキーワードがスビンダル祭りになっております。
星をつけてくださったgochicoさんありがとうございます!
スビンダル選手のエントリーしてる種目をご質問のライアさん、
五輪公式サイト(英語)にのってます。↓↓5種目ですね。

http://www.vancouver2010.com/olympic-alpine-skiing/athletes/aksel-lund-svindal_ath1007712QZ.html

* 終了 Men's Downhill Feb. 15, 10:30 AM    ①滑降         日本時間 2/16 3:00-5:30ごろ 祝・銀メダル


* 終了 Men's Super-G Feb. 19, 11:30 AM    ②スーパーG       中継なし? →あります 日本時間 2/20 4:10-5:50 総合 →暫定1位→祝・金メダル
   アメリカのミラー選手とまたセットで

* 終了  Men's Super Combined Feb. 16, 10:00 AM→Feb. 21, 9:30 AM / Feb. 21, 12:30 PM PST ③スーパーコンバインド 日本時間 2/22 BS1 3:20-4:50 スーパー複合前半・滑降 6:40-8:05 後半・回転 →コースアウト!!


*終了  Men's Giant Slalom Feb. 21, 10:00 AM→Feb. 23, 9:30 AM PST  ④大回転        日本時間 2/22 2:05-8:05 BS1 2/24午後7時15分〜42分 大回転1回目、2回目→祝・銅メダル

2位の選手の名前が読めない…ところで日本選手はいつでてくるの?

 
*終了 Men's Slalom Feb. 27, 10:00 AM     ⑤回転         日本時間 2/28 2:50-9:15 回転1回目、2回目 →棄権か?ってかすでにノルウェーにお帰りです。バンクーバートロント→ヒースロー→オスロ 公式サイトへGO!

アルペンのみどころ
アルペン競技は、滑降(Downhill)、スーパーG(Super-G ※スーパー大回転ではない)、回転(Slalom)、大回転(Giant Slalom)、スーパーコンバインド(Super Combined)の5種目が行われる。スピード系の滑降、スーパーGの2種目は1本のタイムで競い、回転、大回転の技術系2種目は2本の合計タイムで競う。今大会から採用されたスーパーコンバインドは、スピード系(滑降かスーパーG)1本、回転1本の合計タイムで競う。今大会では「滑降と回転」の組み合わせになる。

日本オリンピック協会のサイトより http://www.joc.or.jp/vancouver/games/ski_al.html


★五輪公式サイトよりアルペンスキーのスケジュール
http://www.vancouver2010.com/olympic-alpine-skiing-schedule-results/


ヤフースポーツ(日程や結果が見やすい特集サイトです)
http://vancouver.yahoo.co.jp/event/AS/result?&s=M&i=010&ph=1&u=01
NHK
http://www9.nhk.or.jp/olympic2/schedule/schedule0216.html(日程がIEでもFFでも崩れるのだが…見づらいサイトだわ)