墓参り

父方の祖父の墓参りにいってきた。
祖父は次男なんで、祖父自身が建てた墓だ。


で、墓には一番のりできたようで、
なにげに笹?が砂利の下から頭をだしている。
帽子かぶってサングラスして軍手はめて鎌もって
掃除にはげんだわけだが・・・


隣の隣の墓の人は2歳くらいと思われる孫ときていて
一緒掃除するのはいいんだけど、
こんなちっこい子に
「●●ちゃんも死んだらここに入るんだぞ」
を繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し、
あまりのうざさに鎌を投げつけてやろうかと思うくらい
繰り返しいっていた。
その子はぜんぜん違うことをじいちゃんに話しかけてたりするから、
二人の会話はまったくかみ合っていない。


それからさっそうと原付でやってきた見知らぬおじさんが、
帰りに父と墓の周りの話や正面に見える風景(橋ができてた)について話をしてた。
そのおじさんのお父さんも祖父と同じところで働いていたそうだ。
周辺の宅地は会社の社宅がそのまま払い下げになったとかなんとか、
高度経済成長期とかエネルギー革命とかに関係した話であった。


また、墓地は必ずしも交通の便がいいところにあるわけではないし、
うちのように長男のおじさんが県外だったり、
墓の世話をする人がいなくなる墓も、
こんな田舎でもやっぱり少なくないらしい。


母方のほうは長男であるいとこは県外で所帯をもったので、
法事になるとわざわざ帰ってくるんだけど
長男というのはつくづく大変なんだなと思ったしだい。
次男じゃだめなんだねぇ。


ま、私は入る墓はないだろう。
そもそも墓なんていらんだろう。
どっかの無縁仏?モーツァルトみたいになってるかもしれないな(たとえがおかしい)。