フレデリック・ワイズマン特集

パリ・オペラ座のすべて』
はみた。
アメリカン・バレエ・シアターの世界』
もパンフはあるけど、なぜか中身が思い出せなかった。


でもそのときは誰が監督だったかまったく頭になかったのと、
なぜか「ロバート・アルトマン」と勘違いしてて
この特集を完全スルーしてたんだけど、
平日休みと映画の上映のタイミングがあっていってみた。


上映作品のリストをみると、
DVとかアメリカでしばらく上映禁止になったチチカット・フォーリーズとか、
みたかったなー。
DVDなさげだし。


メイン州ベルファスト
BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界
福祉


メイン州〜なんて4時間くらいあったけど、
なかなか面白かった。
さえない街のようなんだけど、
いろんなところでいろんな人が働いている。生活している。
夜はカルチャーセンターみたいなとこで合唱の練習してたり、
ジェンダーの話みたいなのしてたり、
教会、コインランドリー、魚の缶詰工場、保健所?、学校、
生活保護でひとり暮らしの人、キツネの毛皮を作ってる人
カメラはいろんなところにいくんだけど
出てくる人が全然カメラを意識したような動きがないのが驚き。


『福祉』ではカウンターで頭引っ込めた女性がいたけど、
実はみんな俳優なんじゃないの?ってくらい
登場人物が強烈でした。

フレデリック・ワイズマン監督16作品、一挙上映。
巨匠ワイズマンが見つめ続けた現代アメリカの現実虚構(リアリティ・フィクション)。
1967年の『チチカット・フォーリーズ』以来、"現代社会の観察者"として独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマンは、40数年にわたり、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、福祉施設、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けてきた。
ワイズマン自身が "〈われわれの生活様式の博物誌〉を紹介するドキュメンタリー・シリーズ"という作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴(ナイーヴ)、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的な"アメリカ"が映し出される。


//www.ycam.jp/cinema/2011/07/-4.html