『００７スカイフォール / Skyfall』(2012)

今日みてきた。

ネタバレあり。

ううううううううううううううううううううううむ。

なんちゅうか微妙にすべてが中途半端でした。個人的には。
アクションも、
ボンドガールも、
話の展開も。
『カジノロワイヤル』を見たときのワクワク感はありませんでした。
残念ながら。

今回のテーマは「Ｍの殉職（新体制の発表）」であって、
主役はジュディ・デンチ。

まさか死ぬとは！
それで次のＭがレイフ・ファインズって！
いいけど！
３年まってこれですかと。
いや映画館でみられただけでもよかったのかもしれない。
制作会社つぶれてますから。

なんか私は毎回同じこといってるような気がしたけど
やっぱりいってましたね。⇒慰めの報酬の感想
ジャヴェスパーとか過去のことなんてさっぱり忘れてるのね、ボンド。
でもルーツであるスコットランドのお城と両親のお墓が出ましたね。
クレイグの作品のなかでいうと起承転結あるのかもしれないけど
長い007シリーズからすれば…永遠につづくなんだよなー。
完結しない。

だいたい私が００７にはまったのはダニエル・クレイグ版（withジュディ・デンチ）からであり、
旧作も「女王陛下の007」という異端のものしかみてないので（しかも記憶なし）
シリーズ50年目の記念すべき作品とかいって
なんかいろいろちりばめられてたとしても
私はわかりません。

スカイフォールの情報はほぼシャットアウトしてたので
ボンドがバイク乗って屋根の上走ったり、
水におちたり、
トレーナーきてタイル部屋で尋問されてるふうなとこがあったり（心理テスト）
そういう写真みると
またボーンアイデンティティーですか！うんざりですって感じでしたが、
ほかの映画だったらメインとなってであろう規模でも
あっさりほんと冒頭シーン的な長さにとどめてましたね。
ついでにいうとマカオとか上海って必要だったのかしら。
軍艦島も必要だったのかしら〜。
敵が身内だったってことも、
ハビエル・バルデムに不足はないけど
役自体がどーーーーーーーーーーーーーーなんていいたい。

それから気になったのはＭが朗読したテニスンの詩
「ユリシーズ」
さすがに名前くらい聞いたことはありますが
ぜんぜん知りませーん。
いかんいかん。
映画のいいところはこうやって雑学が増えていくとこ。

具体的にどの部分から引用してたのか
今回は字幕おうばっかだったので
記憶にございません。

We are not now that strength which in old days
Moved earth and heaven; that which we are, we are;
One equal temper of heroic hearts,
Made weak by time and fate, but strong in will
To strive, to seek, to find, and not to yield.
⇒日本語訳　http://www.pixy10.org/archives/585496.html

審問で大臣からMI6なんて時代遅れ云々いわれ放題のところ、
Ｍが詩を引用して話をするわけです。
国家とか関係なく敵がやってくる、と、
いまのあなたは本当に安全だといえるのか？と。
直後に銃撃戦。

ニューヨーカーの映画評
ダークナイトか〜
http://www.newyorker.com/arts/critics/cinema/2012/11/12/121112crci_cinema_denby

マネーペニーについて
http://blog.goo.ne.jp/breakfast-club/e/4c7eff9e299e14e3fae9c3e71ee63b04

こうしてみると原点回帰なんかな。
ってことで次回が楽しみ（毎回のお約束）

ＭＩ６の建物ってほんとにあるものなんだ〜しらんかった
http://uki2bnny.exblog.jp/15702933/

日本語公式
http://www.skyfall.jp/
エンパイア誌
http://www.empireonline.com/reviews/review.asp?FID=137076
ＩＭＤｂ
http://www.imdb.com/title/tt1074638/
ジェームズ・ボンド 007ニュース
http://jamesbond.exblog.jp/
ダニエル・クレイグ＠ハリウッドレポーター
http://www.hollywoodreporter.com/search/Daniel%20Craig