「ゼログラヴィティ/Gravity」3D吹替(2013)


注意:軽くネタばれあり!


実はこれがはじめての3D体験でアール。
飛んできた破片を1回よけたが、
奥行きとかそういう感じが3Dなんすかね。
話にきいてた気分が悪くなるとかはなかったです。


ってか宇宙で撮ってきたの?って感じでした。
いままでの宇宙の映画とかよりも
話の展開も現実味があるように素人目には思われました。


以下、話の展開(ネタばれ!!)
ロス先生とライアンともう一人が船外活動中のとこから話がはじまる
→ロシアがあとさき考えずにスパイ衛星爆破して大量の宇宙ごみ発生との知らせ。
 よその衛星にごみが衝突。予想外に拡大していく。
スペースシャトルに大量のごみ直撃。ロス先生とライアン以外の乗員全滅。
シャトルを捨て、宇宙服でプスプスいわせながらロシアのステーションにたどりつくも
 うまくくっつけずガンジス河上空でロス先生さらば。
→ライアン、ソユーズをゲッツするも半開きのパラシュートが邪魔して
 本体から離れられず。パラシュートはずしに船外にでるが
 またもやごみの一波来襲。
→なんとかステーションから離れたソユーズだが
 まさかの燃料切れ。無線通信をこころみるも通じた相手は中国人。
 言葉が通じず。ライアン万事休す!
→その時、窓をたたく音!ロス先生がソユーズに乗り込んでくる!!
 船内に明かりをつけてロス先生かくしてあったお酒を飲みながら
 補助バッテリーを思い出してたどり着いたとかなんとかいってる。
 着陸と離陸は同じと着陸時の逆噴射を使って中国のステーションに行く方法を伝授。
→ライアン無事中国のステーションにたどり着くも火災発生に大慌てで
 宇宙船を起動して帰還。ってかここもぎりぎりでまたごみの一波。


なにが怖いって音楽。
エイリアンじゃないけどエイリアンを思い出した。
それくらい音楽が怖い。


で、3Dですが、
無重力状態で上下左右もわかんなくなるのでこれは
スクリーンに近づいて下から見上げる感じぐらいのほうが
この映画は面白かったかもしれないな。
視野にスクリーンが無理なく入る程度だと
ものたりない感じだった。
宇宙をバックに人がただよっている映像は目がくらんだというか
絶望的ですね。ありゃ。


途中、ロス先生帰ってきた〜と思ったら
守護天使だったとか。


Eテレ「奇跡の生還に導く声・守護天使の正体は」サードマン現象の癒し効果。13年5月5日


このまえの若田さんの番組を思い出した。
日本人船長(コマンダー) 宇宙へ〜若田光一の挑戦〜


ライアンはステーションから宇宙船にうつるたびに
運転席で赤のマニュアル、緑のマニュアルといってたけど
世界共通なのかな。
中国(中国語の悲劇!)はいかんな!
万が一にそなえて自力であるていどできるようにしとかないと
大変だと思いました。私が思うことじゃないけどw
シュミレーションしたというけど
一人だったら頼る人ないもんね。
地上の援護もない状況。


で、結論ですが、
アカデミー賞、俳優部門ではないかな。
脚本でもないかな。


宇宙が舞台ってことをのぞくと
おそらく半日くらいの話なんで
ライアンの成長物語ってほどでもなく、
ヒーロー的なものでもなく、
最初、ライアンが足手まといの女的にされてて
「だまれっ」てひっぱたきなるような感じで。
逆にロス先生に導かれての帰還なんて
どこのタイタニックですか、みたいな。


映画を見た後でどうぞ。

日本語公式 おと出るよ
http://wwws.warnerbros.co.jp/gravity/