宗教とか儀式とか「天皇と葬儀」


昨日の新聞の書評でひっかかったので図書館へゴーw
荒俣宏さんの推薦であーる。


ざっと近代のへんを読んだだけだが、
ほんと明治で天皇にかかわるあれこれ、
新しい権力者(もちろん明治天皇じゃないよ)によって
つくり直されたり、つくり出されたものだったんだなあと
なんちゅーか「インチキー!」まではいかないけど
「やっぱりー」みたいな感じw
宮中祭祀に熱心じゃないと雅子さんをせめるのは
あるいみ筋違いかもしれんとも思えましたw
そんなこというたら明治天皇は・・・


この間、テレビつけたら出雲大社宮司の話をやってたんだけど
潔斎?朝のお勤め?毎日やってるのかわかんないけど
これも実際、明治以前はどうだったのかなと思ってしまったね。
廃仏毀釈の中で神社も生き残りに必死にならざるをえなかったのか
神話をつくらんといけんかったのかどうかは
ちょっとまだよくよんでないのとその方面暗いんでわからんけど。
少なくとも宮司さんのお父さんと
宮司さんはやってこられたのかもしれないが
曾じいちゃんはどうやったんかな、みたいな。


法親王とか久々きいたw
あと天皇の名前、何とか院だったのをそこ削って
何とか天皇にしたとか、
しらないことたくさんあった。


そういや最近の新聞に訃報で
天皇の叔父の東伏見慈洽さんの記事があったんだけど
歴史を知るには仏教?とかで京大で勉強して
得度云々書いてあったけど
寺を次男に継がせたって話で茶を噴出しましたwwwww
wikipedia情報だけどよくよく読めば、
俗な叔父さんだったのかもしれん。
まー皇族の歴史を振り返れば特段不思議な人でもなかったかもしれんが
えらい訃報の記事とうける印象に開きがあるなw
ってことで何がいいたかったかというと
門跡神社じゃなくて門跡寺院なんだよなーという
単純な話で。
ま、寺子屋はあっても神社小屋はきかんしな。
明治以前の神社ってなにやってたんだろ。
寺とセットになってたのは知ってますが。
源氏物語だって斎宮はあるけど
みんな出家出家、ようは仏教やもんなー。


ちょっと話はずれるけど、
匿名ダイアリーで面白い話題があった。
聖職者の人の書き込み

歴史ある宗教とはすなわち、古い歴史の中でいつしか公認されてきた詐欺、と言ってもいいだろう。
神に頼る者の問題をなんら解決しない。
それどころか、救いを求めてすがりつく者から金を巻き上げてゆく。
神へと祈る者が勝手に受け取る精神的安定と引き換えに、対価を要求する。
繰り返すが、宗教は人の作った組織だ。
その中で神を信じ続ける事が、あんたにできるだろうか?
anond.hatelabo.jp/20140217175047

問題に向き合ってないってのは実際そうだとおもうが
完全にスルーしてるわけでもない。
家に帰ったら息子ニートで暴力振るわれてて
つかの間の休息かもしれんし。
ほんとに神様なんてこの夫婦も信じてないと思うのだが。
文字通り気休めにきているのではないかと。
でもこの筆者はお金をいただくことで
後ろめたさを感じてしまうのだろうね。
寺か神社かわからんが、神社かもしれんが
話をきいてあげるだけでもいいんじゃないかと思うね。


私が修道院いいなーとおもうのは
神様と聖書はおいといて規則正しい労働と読書と沈黙の静かな生活です!