この前いった朗読ボランティアの研修会だが、
実際の対面朗読の様子を見学させていただいた。
本は谷崎の源氏物語(よんだことない)
時間は2時間、
朗読する人は2人で交代しながら読む。
途中休憩や雑談も交えてすすんでいく。
利用者は去年まではスケッチブックに大きく書く字くらいはみえていたが
今年になってそれも見えなくなったといわれていた。
しかしご家族が趣味でお能をやっていたり
ご本人も多趣味な方のようで
連歌(和歌でも短歌でも俳句でもなく)や謡や
旅行などよくされているよう。
また朗読の一人が会長さんだったのだが
印象深かったのが、
目だとぱっとみで意味をとってしまうことがあるけど
声に出すとまた違うとのこと。
そうよねーー。
言葉まで味わって読むようなことって最近ほとんどないな。
またもう一人の方は
谷崎はテキトーに訳してるから読みにくいといわれていたw
「ものがたり」とはいえ、源氏、古文はむずかしいよねえ。
自分のふだん読まない分野も選ばれると思うので
勉強になっていいかもな〜と思ったが
それなりの準備はいるよねえ。
今回も古今和歌集の本もみながらやっておられたからねえ。
ってかあんなに注釈はいってるんだ。
谷崎源氏の本文って・・・
他の参加者は子供によんだりとか
そういうのや施設訪ねてとか
そっちのほうがいいかもしれないといわれていたので
朗読サービスといってもやるほうも
きくほうもいろいろだよねと改めて思った次第。
私病院で新聞読み上げサービスやろうかなw