三四郎それから門

いま朝日新聞の朝刊で『三四郎』の連載が再掲されている。
朝日の新聞小説でまともに読んでたのは…
杉本苑子歴史小説くらいしか記憶にないw


三四郎とくれば受験勉強のなごりで
口から勝手に「それから、門」とでてきますよねえ。
読んだことがなくても!


ってことで、なんのきなしに読んでみたんだけど、
自然と音読したくなるような文章で、
読みながらでも頭に内容が入ってきて
またその内容というのが古びてなく、
かつ考えさせられるもので驚いた。


東京にやってきた三四郎
あっちこっちで工事中の東京を見て
あれこれ思う回なんだけど、
これは続きを早く読みたいなと思った。


で、本棚の漱石全集をみると・・・
ない!肝心の4巻がない!w


ふー
旧仮名は直されてるってのもあるかと思うが、
レイアウト、目で文字を追うのに無理がない。
うまく言えないけど1行何文字かな?
新聞の文字数を頭にいれて、漱石はかいてたんじゃないかな。


本の体裁になってしまうとわからんよねえ。


今回自分がこの連載にひっかかったのは
内容もあるけど、
このレイアウト、文字数によるところが大だと思う。


全集とか文庫もこの感覚で読めるかどうか・・・
たぶん普段小説を読まない私には無理ww
(ゼミは近現代文学でした〜wwww)