高橋源一郎→羅英均@朝日新聞

今日は休みなんで、のんびり新聞を読んでいたら
高橋源一郎がおじさんの慰霊の旅に出ていた。


まず目に留まったのは
なんでアトムのTシャツ?しかもユニクロってとこで。


誕生日が同じで顔つきも性格も似ているという
父方の伯父さんがなくなったフィリピン・ルソン島へ。

 目を閉じている間のことだっ
た。私は異様な感覚に襲わ
れたのである。
 伯父が背後に立ち、黙ってわた
しを見つめているような気がした
のだ。恐ろしくはなかった。ただ
悲しいだけであった。
 私は目を開けた。青と緑に
染められた美しい風景が、どこま
でも広がっていた。不意に、こん
なことを思った。70年前伯父も
また、どこかこの近くで、この風
景をみたのだ〜以下略」


高橋源一郎は毎月最終木曜に記事が出るんだけど
毎月楽しみにしている。
ってことで、この記事もおすすめ。
引用のあとがなるほどそうだよねって感じです。
過去と現在のくだりとかね。



で、昨日クーネルかったんだけど、
最後の一ページが高橋源一郎で。
最近かっても読む時間内から気付かなかった。
連載いろいろかわってんだな。


で、新聞を、私はいつもテレビ欄からよんでいくから逆なんだけど、
オピニオン欄がナ・ヨンギュンという人で
またへーって感じの記事でした。
この人は日本の東工大に留学してたお父さんの方針で
日本人の学校に通ってたそうです。
日本語を通じて世界のあれこれを吸収するため?で・
だから45年の10月に学校が再開されてから、
多くの学生はハングルの読み書きができないから
先生も学生もしばらく混乱したという話。
えええええ。
家ではハングルで話してたとおもってたから
普通に読み書きもできるのかと思ってましたが
そうじゃないんですね。
この人はいえでもお父さん、おかあさんだったそうですが。
漢字は、たとえば「図書館」は同じ漢字をつかうけど
読み方は・・・ほぼおなじかw
戦中の朝鮮での日本文化受容の一端を知れて
図書館で著書をかりようと思いました。



今日の新聞は面白かったです。