町人の蔵書目録の話とか


民俗資料館の歴史講座に行ってきた。
この日のために休みをとった!


江戸時代後期の出版関係の話だったのだが
町人の蔵書目録からみえてくるものの話で
とても興味深いものだった。
3つの商家に共通してる本とか、
本から見える家の来歴とか
となりにすわってた女性は、
資料に出てくる家の分家の方と知り合いで
そこで聞いた話とか。
今回、心学ってのをはじめてきいたんですが、
なんちゅうか今も昔もかわらないんじゃないかとおもいましたよ。
サラリーマンが読む本は。
歴史と自己啓発本
ほんと。


私の住む町は中世がピークと言うのは前も書いたが、
その守護大名を倒したのが
隣の県からやってきた大名で、
結局江戸時代もいすわるわけだが、
城下町は別のところにできたので、
その大名の色はだいぶ薄い地域だと思う。
っていうのを漠然と昔からおもってたんだけど、
今日の話をきいて納得した。
この街の住人はあとからきた大名よりも
最初の大名の街やったってところに自負があるようだ。
私もそう思うw


今回は講師の大学の先生だけでなく
学芸員さんも質問にこたえてくださった。
受講者の中には自分で旧家の系図をつくったという人もいて
なかなかディープな話題もでた。


私は一般論として
江戸後期の庶民がどうやって書物を入手したのか、
書店のかたちってどうやったのかなど
これは先生にも質問してみたのだが
街の絵とかにでてくるかもしれない、みたいな話をされた。


自分でも調べてみますか?
文書館の先生にもきいてみるかな?