「ホームレス/Homme Less」 (2014)/「人生フルーツ」(2016)


今日は映画の日(個人的に!)。
自転車で商店街をぐるり。
柏餅、ちまきヨモギ餅、ドーナツとか
まあ買いすぎやろ!


以下映画の感想。

ホームレスとはいえ、
仕事もあるし、保険料だって払っている。
一時期はやったノマドってかまじでカフェを転々とて
仕事をしながら、ジムにも通っている。
でも寝起きは天井じゃなくて屋上。
まだ天井の方がましだよね。屋根があるぶん。


荷物はジムのロッカー4つ分。
物であふれている部屋にいる身としては
ある意味この荷物の少なさにあこがれる。
持ち物リストを見てみたいけど
屋上で寝起きするのはやっぱつらいと思うし
本人も辛いといっているし
liveではなくstayといっている。
ってかパンフレットがひどい。
ミニマリストって!
なんか違うだろうと気がする。
本人が涙ぐみながら話してるのに
ミニマリストって。



人生フルーツは、
私もこういう生活が出来たらねーとか思う。
畑仕事は興味はないけど
作業小屋とかね、書庫とかね。
お互い向き合わないってのが意外なことばだったりする。
津端修一さんが戦闘機や団地の設計の仕事をやってたってのが
お孫さんの工作の記録残してるとか
おもちゃの設計図とか
そういうものからうかがえて興味深かった。
マッカーサーを迎えたのは自分たちだ、
戦闘機を作るために台湾から少年が集められて
寝食を共にしたとか
修一さんの弟分で判子を作ってくれた陳さんが
台湾に戻った後、銃殺されていたとか
本が台湾でも出版されて、彼のお墓参りにも行けたわけですが
なんというか戦後史なんですよね。
朝鮮もそうだけど台湾も大変だったんだよね。
人に歴史ありというか
こういう人が日本各地にいると思うんだよね。
高齢者とかひとくくりにしないで
人生の先輩の生き方、
来し方行く末ってのは気になりますね。