「アメリカの大学図書館の現状と今後」

IT先進国、韓国の大学図書館サイトはどーなってんだろとぼんやり思いつつ、
その前にネット発祥の地アメリカの大学図書館はどーなってんだろ※サイトじゃなくて
と、ぐぐったら、こんなページを見つけた。

IT環境下における大学図書館と図書館職員の使命―アメリカの大学図書館の現状と今後― 
Sharon H. Domier(シャロン・ドマイヤー) 
図書館職員のための研修 IT化の進展と大学図書館の将来 2004-02-26 14:00

著作:財団法人大学コンソーシアム京都 図書館共同事業検討委員会 2004
制作:京都精華大学 情報館


2年前の話ではあるけれど、
悩みが私の職場とにているなとおもった。


職員の年齢構成の偏りは日本よりひどいんじゃなかろうか。
おかげで若手が”いない”とかで(講師も45歳だそうだ)、
少ない若手も専門性がもちにくいとか(デジタルの仕事を任される)


レファレンスがネットやオンラインのDBにとってかわると
来館者も減ってきたりして仕事もなくなったりして
じゃ職員が何やってるかというとHP作ったり、
利用者教育だったり、先生と連絡取ったり…だそうだ。


ふ〜む。


しっかしチャットでレファレンスってすっげー。
これは瞬発力がためされますな。
ログが残るし。


あとふたのついた容器に入った飲み物の持ち込みはOKだそうだ。
ペットボトル持ち込んでる学生は多いんだけど(ゴミ箱に捨てられてる)、
いまだに図書館には持ち込み禁止となっている。
このへん、ちょっと変えたらいいような気もする。
スタバが入ってたりする図書館もあるらしい。


っつか先生が入るような高めの食堂(笑)とか
先生のたまり場になるようなところが職場の大学にはないな〜。
学部で管理するスタッフがいる資料室や研究所でたまに見かけるくらいだ。

日米大学図書館オープンフォーラム@千葉大 2005年11月25日(金) 14:00-17:00
 サブジェクト・ライブラリアンについて  ここにもSharonさん登場


スタッフははいってからずーっと同じ仕事するんだ。
ステップアップの道は一応あるらしい。


一方今の職場のわれわれ非常勤(ライブラリースタッフですな)はILLを中心に、ガイダンスもやり、展示もやり、貸し出しカウンターに座り、HPもつくり、PC・ネット関係のトラブルがあると呼ばれ、リファレンスもどき(普段あまり質問に来る人がいない・・・)もやり、なぜか会議にも出てる。非常勤から正職員の道はない。


せめてもうちょっと給料あげてほしーぜ。