目は口ほどに…『東南角部屋二階の女』(2008)


ネタバレあり。


アクション2作見た後の、この映画…
最初は、そのゆるいテンポがよかったんですが、
そのうち、長いな〜〜。

http://www.tounankadobeya.com/trailer/tounankadobeya.mpg(いけない子…数日で外します)

眺めてたり、ボーっとしてたり、つったってるだけだったりが多いので
途中から、なんとなくあきました。
リョウコ役の人の声がアニメ声にきこえて、どーも。
っつか一人、浮いてる感じ?


でも、最後、リョウコが出かける時に、
ちょうど、例の穴に紙がつっこまれるとこが見えたり、
ちょっとした明るさ?つながり?を感じさせる終わり方はいいなと思った。


しかし、なんで私は最近の日本映画をみないのかな〜と
つらつら考えていたんだけど、
結局、役としてよりも、俳優さんのあれこれを知るともなしに知ってたりすると、
映画の登場人物としてみることができんなーと
西島秀俊とか加瀬亮とか、意外性もなんもない、
いわゆる適役だろうとは思うんだけど、面白くもない。


それはハリウッド映画にもいえることだけどね。
だから私が知らない役者さんがでる、韓国とかフランスとかスペインとかの方が、
映画にはまれて面白い。
昔の邦画も先入観なくみられるからいい。
『女の勲章』ではじめてみた田宮二郎とか、見た時知らなかったけど、
ひきつけられたもんね。
って、話が全然違うけど。


あと、燃〜えろよ燃えろ〜よ〜とか、畳屋さんの説教とか、
ゴリラとかハミングとかアフリカとか。ちょっとねー。
じいちゃんに対する怒鳴り方とか、言葉の遣い方ってあんなもんだっけ?
関東の人のもののいいかたはきつく聞こえることがあったけど、
それとも違う感じ。なんだろ。


…って感じで、邦画だと、話の筋とかかわらない、
どーでもいいところでひっかかるのが自分でも嫌なんだな、きっと。
邦楽をきけないのも、歌詞がストレートにわかっちゃうから(笑)
歌詞聞いてて恥ずかしくなる私っていったいなんなの?照れ屋なの?


ってことで、印象に残ってるのは、しゃべらないじいちゃんと(なんか舞台の人の動きっぽい)
香川京子ですな(だってこの2人が主役みたいなもんやもんね)。
あ、映画のタイトルも。見終わってなーるほどと思った。


公式サイト http://www.tounankadobeya.com/story/index.html