●2015年4月29日追記
文字通りマニアックな本です。
エカチェリーナの母方のひいひいじいちゃん、
フリードリッヒ3世(1597生)
家系図ではデンマーク語読み?にしちゃいましたが…
その人がつくらせた地球儀の話がでてます。
あれ、アルバート公の実家ってかおじさんの話もでてきます。
なんでまたドイツなんでしょうね。
とはいえ、統一ドイツって先の話だからねえ。
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朝起きたら家族がBS世界のドキュメンタリーみてました。
いつまでたっても始まらないニューイヤー駅伝と交互に
ナチスとかWWIの話をみてました。
ってかなんでこのへんで話を濁すのかNHK。
敗戦後70年なんだから、
日本が起こしてきた戦争を振り返るのでいいんじゃないでしょうか。
そう私は自虐的かもしれないが、
実際、日本人がやってきたことを知るのは必要。
まだ実際に戦争にいってきた人が生きてます。
患者さんから話をきいてひえーとびっくりすることもあります。
敗戦から70年。
まだまだ冷静に振り返るのは無理なんでしょうかねえ。
敗戦の日に韓国にいたことありますが、
市場で隣りあった日本人同士で、
今日は静かにしてようねと話がでました。
海外にでると自分が日本人であると意識せざるをえません。
話はそこからだという気がするなー。
韓国人や中国人の人と話をするときは
あえて戦争の話題にはならないけど、
大学生の時に、中国語ならってたんで
そこで留学生(といっても社会人)と話をしたことはあったかなあ。
喧嘩にはなりませんでしたw
お互い相手が漠然としてるから(漠然と”韓国”、”韓国人”とか)
挑発合戦になるわけで。
ってのはこのへんにして
エカチェリーナ大帝を読んでるんだけど、
なんでこんなきいたことない貴族のうちの子が
ロシアと縁続きになれるのかってのがずっとひっかかってたので
こんなことしてる場合じゃないんだけど
いつものごとく現実逃避で系図をつくってみた。
ピョートルIII の父親と
エカチェリーナことゾフィーの母親がいとこ同士です
ま、母の実家(ホルシュタイン=ゴットルプ家)の名前でひっぱられたわけだ。
シュレシュビッヒホルシュタインって単語は
世界史かじった人なら当然記憶にある言葉なわけだが、
ああ、あらためて地図と系図をみてたら
なんとなく腑に落ちた気がした。
ってかロマノフ家のエリザベータにとっては
お姉さんつながりになるわけで、
それ以外のつて(西側の貴族へのつながり)がないんじゃあるまいか。
ハプスブルクでもよかったかもしれないけど、
それ以外の必然がみえない。
ロマノフ王家も発展途上のようで。
この系図にはいれてないけどピョートルの異父母兄筋とか
王冠の横移動が多すぎる。
下につながらないのは不安定なんだよねえ。
パーヴェルI以下でも兄弟間の異動はあってもクーデターじゃなかったような。
ってことで暗いイメージしかないのがロシアの歴史。
あ、女帝はでてくるけど、個人的に面白みを感じない。
ロシア語読めないからwikipediaもわからん。
マリーアントワネットたどっていったらなんでルイ13世がでてくるの的な
発見がなさそうってだけです。
嫁探しはどこの中国かって感じですが、
さらには奥さん女帝になっちゃうとかも
どこの日本古代史ですかって感じw
微妙にアジアっぽさを醸し出してるのはモンゴルに征服されたせいかな、
ってかモンゴルすごいよな。
中国人ですらここまで進出せずにあのへんにとどまって
中華をさけんでるんだからな。
ここまできてるモンゴルこそが”中華”でしょうなあ。
※いや動かないから中華かw
こういう歴史の本なら、系図と地図はいれるべき!!!
下巻にはのってるのかなあ。
なんかここ防波堤みたいにみえる。
ロマノフ家はここの相続権も持つようになるけど
実質意味なし。
西に進出とかそういう系の話ではなくて。
デンマーク王家の分家。
上はデンマーク。下はドイツ。向かいはスウェーデン。海の向こうは・・・。
分家は本家デンマークとスウェーデンと200年の間、
姻戚関係を二重三重に結んでいます。
そのうちナポレオンがやってきて、
不安定なスウェーデンはのっとられますが。
スウェーデン王の軽さは
ポーランド王の軽さにも似ているとか
適当なこといいますが、
ドイツとロシアの間っていうのはねえ。
なんでポーランドってできたんだろう。
いつからできたんだろう。
なんで近代以前に消滅しなかったんだろう。
…ぐぐった。えーなんでアンリがでてくるんだ。
ポーランドは東側のカトリックの国の防波堤だったのか?w
ドイツはプロテスタントだよね。
北ドイツの国、プロイセンなんかも
エカチェリーナの婚姻に口出しってか後押ししてくる。
母親ヨハンナを通じてロシアに揺さぶりをかけようとするが失敗。
失敗して夫の国はプロイセンに併合されてしまう。
このへんのドイツの王侯貴族の感覚ってどんなもんやろね。
はじっこにフランスでてくるけど
カトリックの影は薄いよね。
あ、ハプスブルクがいるw
でもここは関係ないみたいだね。
系図では省いたけど間にドイツの貴族挟んで婚姻関係結んでたりする。
デンマークとスウェーデンは仲悪そうですなあ。
嫁がせる、あるいは嫁いできた女性は板挟みになることもしばしば。
嫁が互いの家への憎悪を子どもに叩き込んでたりします。
祖母が孫へとかもね。
系図づくりにおいて、スウェーデンはロシア以上に未開の地なんで、
近世以前はほとんどスルーだし、今後もスルーでしょう。
いわゆるドイツの王侯貴族もそうとう複雑ですが、
肖像画がないとつくる気がしない。
バイキングには興味ない。
あ、スウェーデンとフィンランドも仲が悪いんだよね。
ムーミンの作者の人の本で読んだ。
距離が近い国同士で仲がいいとこってきいたことないねw
あ、顔といえば、ロシアのパーヴェル1世。
エカチェリーナの息子ですが、
ピョートルIIIの子ではなくて愛人の子という話が
回想録にもほのめかされているようで。
でも顔を眺めてると、
愛人の子というよりは
エカチェリーナの父親に似てるなあという印象。
愛人の子でもいいけど、
そうするとロマノフの血は全然ながれてないことになる。
ま、百年もたたないうちにロマノフ家は革命によって強制終了されます。
そういやニコライ1世の子孫にエジンバラ公がいます。
ロマノフ家の血筋ってのは保留にしときますがw
エジンバラ公はエカチェリーナIIの血筋であるわけです。
ってことであのジョージ王子もそうです。
ふしぎー
この系図を拡大して右はじを見てください。
うわーーーーー書いてない人たち(職場)から
年賀状きたー。
スルーしよう。無理。