お寺の古文書

鑑定団をみたあと、お寺へ。
歴史の講習会があるからです。


天皇の綸旨とか、
ほかには将軍足利義昭、関白秀次、家康、秀忠が…
お寺の住持を任命するのは時の権力者だそうで、
中世から近世にかけてのそういう公文書が
お寺に伝わってるって話で、
しかも目の前でみられたんですねー。
※なぜか将軍の供養塔がある。初めて知ったー


綸旨は宿紙っという朝廷で作ってたリサイクルペーパーだそうです。
前も見たことあったけど
なんかさらにグレーでした。
蔵人の官位に応じた紙。
朝廷には全国から紙が送られてくるわけですが、
朝廷から出す文書の紙はリサイクルペーパー。
上皇はいい紙になるそうです。
秘書の官位が上だから。
30年に一度か、
30年たったものをリサイクルするのか
ききそびれましたが、
とにかく期限をきって紙をつくってたそうです。


ほかには戦国大名菩提寺が国替えのたびにあっちこっちうつっていったとか
私はもとからあると思ってたけど
そういやその前は守護大名のお寺だったわー
のところに戦国大名のお寺が
関ケ原以後にやってきたという話。


面白いですね。
でも守護大名の時代が最盛期だった我が街は
歴史を上書きされてるようで
なんだかなーでした。


住職さんのご厚意で、
写真とりほうだいでした。
来週は近世の文書です!
楽しみ!