人文学は不滅だとおもう


休みごとに部屋を片付け始めたのだが、やっとパンドラの箱
本棚に手が届いた。
せっせと大学図書館のリサイクル棚に持っていく本を選んでいる。
※浦和の市立図書館とかはそういうのあったのに、ここにはない!


仕事の棚はおいといて、それ以外のものでは圧倒的に雑誌が多い。
なぜなら雑誌は図書館でも2年くらいで処分されてしまうから。
OPACにあるのに現物ないとかふざけんなと思いました
(「東京人」とか東京在住じゃなくても面白い読み物)
週刊のものは仕方ないと思うけど、ま、その分薄いと思うんだけど
さっさとなくなってしまうけど、月刊、季刊でそれをやられると、
読もうと思った時にない悲劇。


でも残ってる本は文庫が多い。
ゼミが近現代文学であったにもかかわらず
小説は一切よまないため、新潮文庫は絶対にないw
芸術新潮はたくさんあります。
でも岩波とか講談社学術文庫(といってもソローの森の生活とか)とかが多い。
んでもって捨てられない。


本棚みると、何に興味があるのか分かりますよねー。
私は生活、映画、旅、美術、音楽、歴史、古書、語学。
ま、ありがちですねーwwww


はてぶで話題になってた阪大の先生の式辞の話
https://withnews.jp/article/f0170724005qq000000000000000W00o10101qq000015619A
この年になるとなんのために生まれたとかは
自分の意志に関係なく生まれてしまったんだから
ま、生きてるだけだよねくらいのもんなんであれだけど、
なにやって生きるか、なんのために生きるかってのは
残された時間をどう使おうかなってのは、
昔の人の話とか、連綿と続いてきたもののなかに答えを求めたくなる。
今は学生の時ほど考えることはないけどね。


小学生の時になりたかったものの一つにお坊さんってのがあるんだけど
いまだに私は隠遁生活みたいなのにあこがれがある。
男だったら出家して永平寺かアトス山に行ってると思う。


話は戻って、読んでないけど棚にあるのが正法眼蔵随聞記。
現代語訳、解説がないわ〜w
ま、小説なんかも私の場合は年取ってから読めばいいと思う。
いやその辺は全部映画がまかなってるかな。
本好きと言うと=小説読む人にする人多いし、
そういや本屋大賞はなんでいつも小説ばかりなんだ?


ってことで、結論はないけど、
本棚の整理の話から始まったんで、読書ってところに傾いてるけど
本を通じて、
古今東西、時空を超えて、いろんな考えに触れることができる。
あ、あと日本語は翻訳多くてよかった的なところはある。
英語ができればなおよかったけどね。


私は人文学の一面しかみてないけど、漢文とかもうちょいつっこんでやりたかったなといまだに思うし、
古文書講座はまた再開したいと思っている。
答えが出るような、出ないような、でも自分で考えて、
そういう者のみかたや考え方を学ぶのが人文学かもしれない。
私は学部までしか行ってないから入り口でUターンした感じではあるんだけど
面白かった授業とか、
大学の先生の入れ込みようをみてると、
※私の卒論はさんざんだったのでそのへんの学びはないに等しい
人文学的なものってのは、仕事に役立つとかそういう即物的なものではなくて、
一部、はやりすたりはあるとは思うが、おおむね古くて新しいというか、
人生を広げてくれるものというか、人生の伴走者であるといいたい。