「東京裁判」(1983)

今年は去年に比べて戦争関係の番組が多い印象

 

ということでこのまえ東京裁判のドキュメンタリーを見てきた。

4時間くらいあって

まあ、例によって前日仕事が遅かったので

うつらうつらしているところもあった

 

これもたまたまなんだけど

市立図書館で半藤一利さんの本をよんで

芋づる式に戦争の本を読んでいたんだけど

 

半藤さんは戦争に行ったわけではなく

でも戦争にいった人から話をきいて本を書いてたわけなんだけど

そのうちこっちがいってもないのに

えらそうにしゃべってるなという気になってきたw

でも実際にいった人がほんとのことを話すというわけでもなく

半藤さんがいろいろつっこんだりするんだけれども。

 

東京裁判、肝心の前半が途中からうつらうつらになってしまい、

本当に見たのか幻かっていっつももったいないと

自分でも思うんだけど

 

見た範囲で意外だったことは

戦犯とされた人たちにアメリカの弁護士がついて弁護してたこと。

その弁護士がいうには、戦争は、違法じゃない、法律があるから(意訳)っていってたこと。

戦争は悪いことと漠然とおもってたけど、手順を踏めば犯罪とは言えないんだってこと

真珠湾に対して原爆を落とした人の名前をあげることができる云々

負けたほうを犯罪人として裁くといってもなんか無理があるなと思った。

 

それは一人殺せば殺人だがたくさん殺せば英雄っていったのはチャップリンだったか

その言葉を思い起こさせた。

勝てば裁くほうに回るから帳消しになるんだろうけど

勝った側だって人殺しをしてるわけで、そりゃ犯罪といえるだろうと。

 

むー

 

あといろいろ問題のあった判事の偉い人も、

アメリカの意向で天皇への責任追及がとめられてたのにはムカついてたみたいで

実際は、実権がなかったかもしれないが最高責任者であるところの天皇を除外して

首相や軍人をさばくのどーかってのは私もそう思った。

 

ってことで死刑ってのはないわーと思う。

自殺するのは勝手だけど。

 

そういやもう一つ面白いなとおもったのは

石原莞爾の東條評。東條には思想がないんだから対立しようがないって。

 

ってことでドキュメンタリーみたけど

結局東京裁判ってなんだったんだろうというあいまいな印象でしかない。

 

 

http://tokyosaiban2019.com/