第二次大戦中、イギリス諜報機関になんと伝書鳩(Pigeon)の部署、
MI14(MI-14 division)があったとは!!
ウィンキー、G.I. ジョー、メアリーという優秀な鳩が活躍していた!!!!!!
英独海峡はそれぞれの伝書鳩と、
またそれを妨害するそれぞれのハヤブサが戦っていたそうだ。
伝書鳩は主に通信手段として用いたわけだが、
イギリスはハヤブサにドイツの伝書鳩(ドイツのスパイ@英のもの)を生け捕りにする訓練をし、
ドイツのハトの装備を調べ(カプセルとか)、
イギリスのハトをドイツの伝書鳩になりすまさせて、
情報をイギリスにもちかえらせるなんてこともしたらしい。
まさにスパイ活動!!
ドイツは警戒してハトを飼ってる人@フランスを取り締まったり(射殺)、
イギリスに戻るハト(レジスタンス活動@フランスでも使用)を
打ち落とす狙撃兵までいたらしい。
20世紀の話ですよ?!
ノルマンディー上陸作戦のときはなんと7000羽のハトが投入されたそうだ。
作戦前に上陸した第9パラシュート部隊には「ノルマンディー公」というハトが支給されて
無線がこわれた部隊のピンチを救ったというし、
「オレンジ公ウィリアム」はオランダでドイツ軍に包囲されて
やっぱり無線がこわれて大ピンチにおちいった部隊を救うことになる。
援軍を呼んだ「オレンジ公ウィリアム」は2000人の命を救った。
32羽の伝書鳩に功労賞であるディッキン賞が贈られたそうだ。
※1943年につくられた英軍と戦った動物に贈る賞 ”the Dickin Medal”
しかし普通、伝書鳩だと95〜98%は戻ってくるそうなんだけど
スパイ活動にかかわるようになるとその割合は10%くらいまで落ち込んだそうだ。
ハトは平和のシンボルだけど
戦争に動員されちゃってたとは思いもよらなかった。
ハヤブサに襲われても優秀なハトは傷口をぬってまた出動。
馬や犬はしってたけどMI-14までできちゃうとは…。
”ハトに選択肢はなかった”(←ナレーション)わけで、まったくかわいそうな話だ。
※しかし無線機の代替としてハトまで用意しとくってのはある意味すごい。
PDSA Dickin Medal: 'the animals' VC'
http://www.pdsa.org.uk/page309.html
※ちなみにうちわけは伝書鳩のほかに24頭の犬、3頭の馬、ネコのサイモン。
Dickin Medal(Wiki)
http://en.wikipedia.org/wiki/Dickin_Medal
関連記事 British army dog given bravery award
http://www.smh.com.au/articles/2003/12/10/1070732278462.html
※いまでも爆弾を探すとかで戦場におくられる犬がいるわけで。
War pigeon(Wiki)
http://en.wikipedia.org/wiki/War_pigeon
FREMANTLE MEDIA(番組制作会社)
http://www.fremantlemedia.com/
Atlantic Productions(番組配給会社?)
http://www.atlanticproductions.tv
メモ--------------------------
テポドン、ほんとに発射された。しかも1日かけて7発。
日本スルーで7月4日に合わせてきた。
日本海側しばらく大変そう…と思ったけど
新日本海フェリーのHPに特にお知らせはない(のんきだな)。
関釜フェリーもなにもない(夏休み、釜山にでもいこうかな)。
この影響で日本人減るとラッキー