とりあえずYoutubeで見ることにした。(以下ネタ?ばれ)
どこにも山場がない、さらーっと流した感じの映画。
このまえ教育テレビでやってた番組をほぼ忠実になぞっているような。
この番組が元ネタ?ってかネタは同じになるでしょうけど
なんとも現代的、清潔な雰囲気だなと。
印象に残ったのは後半、娘と一緒に玉子とったり、
お城からでたお城の中だけど建物から出た外の場面。外界と隔絶された感じが、
昔もこーだったのかなと。
あとデカイ、幅が広い階段。最後のベルサイユの夕日。
いわれてるほど悪くない、と思った。
安い時に映画館に行くかな?
『悲劇の王妃 マリー・アントワネット』
(前・後編)写真 『悲劇の王妃 マリー・アントワネット』 (前・後編)写真18 世紀、フランス最後の王妃であり、37歳で最後はギロチンにかけられ処刑された女性、マリー・アントワネット。オーストリア・ハプスブルク家に生まれ、何不自由ない少女時代を過ごした彼女は、そのたぐいまれな美貌と家柄から、フランス王妃の座を手にしました。贅沢三昧な生活で庶民の反感を買い、フランス革命の引き金となった女性として後世に語り継がれてきた人物です。
しかし、実は彼女の人物像については謎が多く、現在でも様々な説が広まっています。マリー・アントワネットとは実際、どんな人物だったのでしょうか?この番組は、これまで歴史ドキュメンタリーを多く手がけてきたフランスの大手制作会社GMTが制作したドキュメンタリー・ドラマです。ドラマ部分と歴史的資料とで緻密に構成され、悲劇の王妃マリー・アントワネットの実像に迫ります。原題:Marie Antoinette
制作:GMT(フランス)
→ルイ16世は屋根の上を散歩することもあったそうな。人がいないから。
宮殿には3000人くらいの人が暮らしていたそうだ。はー。
子供が生まれないとか、衆人環視の窮屈な生活とかどこかの国の夫婦を連想してしまった。
あ、映画でちょっとひっかかったのは、
アントワネットが「ハロー」って…。
先入観が邪魔をする。
いっそのこと吹き替え版で日本語しゃべってくれた方がいい。
あ、「墨攻」(未見)のアン・ソンギは何語でやってるんだ?
でもまー考えてみれば「アマデウス」でトム・ハルスは…英語だったか。
あの映画をドイツ語吹き替えでみてみたいな…ってか普段何語で話してたんだろ。
母語は独語?独語ってかたい響きだが、話す人によって流れるようにやわらかくもきこえる。
誰がしゃべってもドイツ語はドイツ語になるとドイツ語の先生がいってたような(笑)
イタリア語のオペラあったような。仏語もいけただろー。
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音楽は、歴史ものとして映画を見ようとする人には拒否反応が起こりそうだが、
大きな違和感はないってか悪くない。
でも、なんか灰色で冷たい感じの「トレインスポッティング」のBGMが浮かんできたってか
デーモンのピアノが聞こえてくるような(実際は聞こえてきません)
ストロークスも唐突にやってくるような…。
MARIE ANTOINETTE 公式(英語):BGM、ロック流れてます。視聴できます。日本サイトよりポップな作り。
で思い出した映画や本
小学生のときに読んだ有名すぎる本
「ツヴァイク全集 マリー・アントワネット」 みすず書房
去年読んだ
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系図をつくってみた。
途中で止まらなくなってさかのぼりすぎたけど
親子兄弟姉妹の顔をみてるだけでも面白い。
イザベル女王の娘たちはハンプティ・ダンプティみたいだし、
ルイ15世の娘の顔はおばあちゃんゆずりかな、
でもなんでルイ16世のお父さんだけヒロシなのかなとか。
あ、スペイン・ハプスブルグの近親婚は有名な話だが、末期の子供はやばい。
フェリペ2×アンナ(姪)
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フェリペ3×マルガレーテ(母親同士がいとこだけどさかのぼると…)
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フェリペ4×マリアナ(姪)
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カルロス2(犠牲者)
ルイ14世も二重のいとこ同士の結婚。
ふつう2代さかのぼれば、祖父母は夫婦合わせて8人だけど
この夫婦は4人。
しかし新しい血を入れようとしたところで
男も女もさかのぼれば1つになっちゃったり、遠い親戚だったり
がんじがらめ。
ライオンやゾウは女系家族だけど、女系でたどってみても面白そうだな。
黄色の背景が今回映画に出た人。
映画でルイ16世が即位前にドルフィンだかドーファンだか呼ばれてたのは
王太子の意味だったらしい。王太子が受けつぐ領地のいるかの紋章。
ルイ14世は息子と孫より長生きしている。1711〜12年はなんかあったのか?
こうみるとやっぱ国の勢いではやり廃りの血ってのもでるわけで。
フランス、オーストリアから王家がきえて蚊帳の外だったグレートブリテンが栄える。