情報強者にも必要なサポート


図書館振興のつどいに参加してきた。

ゲストの常世田さんのお話のなかでひっかかったのが、


「豊かな文字・活字文化の教授と環境整備 −図書館からの政策提言概要−」で

1.公立図書館の整備
2.学校図書館の整備
3.大学図書館の充実
4.出版文化の振興


曰く「なんで大学図書館だけ整備じゃなくて充実なんだっけ?」
これ、どう解釈すりゃいいんでしょうか。
もぐりだからよくわからないのですが(笑)


会場からの質問で”ネットでお医者さんも知らないような頭痛の話を妻が見つけてきた。図書館もそれくらい対応ができるようになるか、もしくはネットがあれば図書館は要らないんじゃないか”という話が出た。


常世田さんの答えは情報強者も結局のところ思いつかないことは検索できない。
そういう部分で図書館の専門員がサポートできるとの話だった。
DBを使うのにも助力がいる、アメリカでもそういうサポートが増えているとのこと。
日本でも病院関係の専門図書館など盛り上がっているとか。
そういう専門機関や、中小企業診断士とかビジネス支援できる人と
公共の図書館が連携をとれたらいいのでは?という感じの話になってました。
(しっかりメモとってないのでいい加減な部分もあるかもしれません)



で、話はずれるが、”情報強者”でふと頭に浮かんだのがグーグルなのだが、
以前趣味でやってたサイトがヤフーに登録され、雑誌(ヤフーじゃない)で紹介され、
グーグルでも2番目くらいにヒットするようになったんだが(平均してPVは月20万程度)
みごとにヤフーで検索してくる人ばかりだった。
グーグルがでてくるのは20番くらい。
自分はグーグルばっかつかってたので、すごく意外だった記憶があるのだが、
探さなくても電話帳引くみたいにカテゴリーでたどり着けるのはやっぱり楽なのかなと思った。
ヤフーは情報弱者のためのサーチエンジン(?)ってかポータルか?


でもサイトをやめるときはこっちがフォルダを消してしまえばヤフーの人はどうにもできないので、
(ネットの流儀としては放置が正しいんだろうけど)
ヤフーにとっても有益だったかもしれない(?)情報が抜けていくのは
どーにもならない点で書籍みたいにどっかにコピーが残る世界とちがって
ネットはあっさりしてるなーと自分でやっといて思った。
サイトのアーカイブとかありますけど、それにも残らないものはたくさんあるわけで…
いやそもそもサーチエンジンにひっかからないサイトがどんだけあることか。
どっかにリンクしないとロボット検索すらきてくれないのは衝撃だったというか甘かった(笑)。
その点ブログはサイトとは違いますけどね。


しかしブログが盛んになってくるとブログのサーチエンジンもいろいろで
自分がたどり着けない情報がどんだけあんのか、
必要な情報にたどり着くまでどんだけクリックしなきゃなんないのかちょっと気が遠くなる。