『コラテラル』



トム・クルーズが白髪頭になって殺し屋を演じるわけだが…、
最初はこりゃ、トム・クルーズよかデ・ニーロじゃね?とか思ったけど
なんつーかテレビ向け編集もあったかもしれないけど
軽さの目立つ映画だった。
トム・クルーズ向け。


トム・クルーズは”ショウミーザマネー!!”な映画のほうがあってると思うんだけどな。
This is トム・クルーズ。これしかない。


ってかトム・クルーズがでちゃうからそっちに目がいくわけだけど、
主役はマックスなわけで。
ビンセントとのやりとりで、これまでの生き方なんかを反省してたり。
12年間タクシードライバーのマックス。
フリーの殺し屋歴6年のビンセント。
あらすじ


で、殺し屋の人物の背景が全然わからないので
トム・クルーズがやってるってこと以外なにもない殺し屋、
なんてことない映画にみえた。


同じ監督なら『ヒート』のほうがずっと面白いってか、
デ・ニーロのやったニールには惚れた。
※デ・ニーロじゃなくてニールに
銃撃戦のシーン(10分11秒長いぞ)は有名だけど、
そこにいたるまでの人間模様が書き込んである。
警察パチーノの家族も強盗仲間も家族とかいるんだけどゴタゴタしてて。
一方一人ぼっちのニール、哀れ。
そのストイックさほれた(笑)
途中でできた恋人は書店の店員で美術書の棚が担当(涙)。
恋人にペーパーナプキンで包んだグラスをおいとくシーンが好き。


ところでIMDb、Plot Keywordsってのがすごいぞ。
[http://us.imdb.com/title/tt0369339/keywords:title=
Plot keywords for Collateral (2004)]

これ、誰が拾ってんだろ。