Wordでつくる館報


2月に入って、職員が館内を小走りするようになった。
今週もあっという間に過ぎたし、
時間がたつのが早いこと。


で、年に2回出す館報ができた。
勤務先はWordで作ってPDFにして公開している。
何年か前までは印刷屋さんにお願いしていたようだが、
私が引き継いだときはワードだった。
巻頭言をいただいた先生にはお礼にカラーコピーで印刷したものをお送りしている。
HTMLだけにしいたら?という意見は前回も、今回もでたのだが、
”なんとなく”このワード〜PDFは続いてる。
ISSNがついているからか?


去年は入ったばかりでワードをうまく使えず、
ILLの受付もやりながらだったから(自分が動かなきゃどんどんたまる)本当に泣いた。
イラストレーターでつくったら?といったのは係長。
いまのところWEB担当しか使えないソフトで作ってどーすんのかと…。
私はかかわっていないが、展示のパンフも担当者はワードで作っている。


ってことで、ワードの解説本やワードで本を作った人の本とか読んだ。
Wordで本をつくろう ヨコ組編―自分のパソコンで本づくりに挑戦!!
Wordのレイアウトと印刷 ここがわからなかった!(これは見てないけどわかりやすそうですな)


段組、ヘッター、フッター、セクション区切り、
前任者が残していったファイルしか参考にするものがないうえに、
なぞるように上書きしながら作ったもんだから、余計に混乱した(笑)
写真もきれいに印刷されなくて、家のフォトショップで加工したりもした。


※みんな小さい写真を送ってくるからさ…
 WEBの経験しかないのでこれまたPSの解説本を読み漁るはめに。
 →そんなことしなくてもメガ級の元ファイルを貼り付ければ大丈夫でした。
  小さい写真を大きいサイズにするとなるとたぶんPSじゃないと難しいかもしれませんが。
※あ、原稿はテキストエディタかメモ帳で送ってもらったほうがいいですよ。
 文字数・行数のテンプレ送ってあげればなおよし。


おかげで今回はさくっとテンプレートを作ってあまり時間をかけずにできた。


が、今日、会議から戻ってきた係長が、
他の大学に送る相談をしているといきなり言い出したので驚いた。
カラーコピーは印刷屋さんにお願いするより高くなると思うのだが、なにを突然。
徳島大学のすだちじゃないけど、
印刷して郵送するくらいならDMにすればいいのに〜。
明日、聞いてみようと思う。


だいたい他の大学図書館からとどいた館報、
同様に図書館にお勤めのみなさんのところではどうされているのだろうか。


こちらは係内でまわすでもなく、ソッコー箱に入れられる。
この前の九州大学の年報に気づいたのは(→2007/1/12)、
たまたま担当の人があけて、「お金かけてますね〜」とかいってるのが聞こえただけのこと(笑)
その後、私がHPのことなど話すようになったので、
館報がとどいたら声をかけてくれるようになったが、
それほど係で関心を持つ人がいない(みんな目の前の仕事で忙しいから?)
回覧したらどうかと話をしてみたのだが、
たくさんくるから、というわかるようでわからない理由で断られた。
何冊かたまったらまわすとかにすればいいと思うのだが、
面倒なんだろうな。


今回は、ほとんど1人で校正・割付作業をやったので
他大の館報を参考にしてみた。記者ハンドブックとかも見た(笑)
さすがに送られてくるものはほとんど印刷屋さんのものだ。
でも内容はピンキリな感じはした。
※大変失礼ながら、お金かけると思えば本気で作るというもんでもなさげ
…いやいやDSpaceと同じでわざわざ職員がやんなくても、
 その時間と人件費で他のことすれば?って話でしょうけどね。


そういえば昨日、NHKの朝のニュースで、
雑誌が売れないのでWEBにきりかえると出版社の話題があった。
大昔、マガジンハウスがそんなことやってたような気がするんだけど
サイトは消えてるけど紹介記事はここ。そうそうデジタルマッツ
で、雑誌の半分くらいの料金をとるとこと、
広告収入でやっていくから無料というとこがあった。


雑誌でもこうなんだから…


たまたまにしろ、送られてきて気づくということもあるから
他の大学に送ることにたいして全面否定はしないけど、
他にもやり方はあるんじゃないかなと思う今日この頃でした。


で、思い出したカレントアウェアネス


面白い見出しが並んでました。

カレントアウェアネス -R (随時更新)

  • 図書館員は時代遅れか?図書館員が極めて重要である33の理由 (2007-2-1)
  • “オープンアクセスに挑むピット・ブル” (2007-2-1)
  • 公共図書館のための“頭を使わなくて良い"Library2.0 (2007-1-31)
  • “Open J-Gate”:世界最大(?)のオープンアクセス誌ポータル (2007-1-30)


カレントアウェアネス -E (月2回刊)

  • E589 (No.98) - 最良のウェブ情報資源を使いこなすためのトレーニングツール (2007-1-17