動物×人間

昨日のクローズアップ現代休耕田を活用する話だった。
人間の食べる米だけじゃなくて、バイオエタノールの燃料となるものや、
家畜のえさになる米をつくっている山形あたりの農家の取り組み。
お米を食べて育った豚がブランドになってるそうなんだけど、
「豚は文句いいませんから」(まずい米でもってことかな?)


ま、そうだよな〜と思ったんだけど、
そのあとのプロフェッショナル・競馬の調教師の話
馬は別に試合があるとわかって走っているわけではないらしいとか、
前を走る馬の蹴り上げた砂が、顔にかかって走る気をなくして疾走した馬とか
そりゃ、動物だって、文句のひとつくらいはあるだろうにと思った。


ただ食べられる豚と競走馬とは付き合い方が違うわけだが…。


調教師の藤澤和雄さんは教師を目指していたそうだが、
言葉の通じない動物を相手にするのって人間相手とどう違うのかきいてみたいな。
逆にシンプルかもしれないけど。
いや、人間相手でも言葉はなかなか通じないけどね…ふむ。


話はずれるが情熱大陸は福島大の陸上コーチの話だったけど、
陸上は記録ではっきり結果が出るし、
フィギュアみたいな採点競技よりもある意味わかりやすい。
学校の先生が成績をつけるのって、おそろしくないのかな。
それこそ目先のテストの結果なんかにとらわれちゃな〜なんて思う。
キムタクは学校をばっさり切り捨ててるし(笑)


いや、私は読み書きができるようになったのは小学校とか
学校のおかげだと思うんだけど、高校(と大学入試)は微妙だなと(笑)。
一番面白かったのは高校だけど、
大学に入ってしまうと、高校でやってきた”勉強”はあっさりひっくり返される(教科もある)。
今週アエラで出口汪さんの記事を読んでなんとなくそう思った。
→最近読んだ「書く」時のヒントをくれる本

おとなの小論文教室。

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日記をつける (岩波アクティブ新書)

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山田美妙、最悪だ(笑)人間てほんとかわらない。
あと気になったのは中村光夫の文章。


で、話は戻って…


印象に残ってるのは才能のない馬はいないということ。
見捨てないとか。
騎手も馬の苦手なことをなくすために本番でも工夫していたり、
1頭の馬でもなかなか育てるのは大変なんだなと思った。
馬がなれたり、わかるまでやるしかない。


それから目の前の一勝よりも馬の一生を考えるってのは
甲子園とか箱根駅伝とか実業団の駅伝とか連想した。
藤澤さんのコラムによると
馬でも燃え尽き症候群になってしまいそうな場合もあるそうだ。
これは考えたこともなかったけど、
生き物って面白いな。
うちに毎日くるスズメや鳩と話ができたら面白いのにな〜ってそれはドリトル先生