墓参りと肖像画の話


昨日は母方の祖父の命日が近いので、墓参りに行って来た。
私の運転で… ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 


鎌や軍手やお花、お供え物、水、線香とか籠にいれて持っていったのはいいんだけど
肝心のほうきを忘れていた。


祖父は三人兄妹の次男で祖母のところに養子にきたのだが、
兄と妹が満州にいっちゃったもんだから(祖父は戦争にはいってない)、
自分の実家の面倒もみていたらしい。
…祖父の実家と祖父のお墓は同じ墓地にあって50Mくらいしか離れていない。


字がうまいじいちゃんで、
いまでも私は祖父の字が残る封筒なんかをもっているが、
墓地にある誰かのお墓の字を書いてあげたこともあったらしい。
そのお墓は全体が草ボーボーでかやに覆われてて確認できなかったんだけど。


最近はお供え物をおいて帰るのを禁止するとこもあるみたいだけど、
一区画のなかにいくつかある小さいお墓にも
線香とお菓子をおいてきた。
祖父は母にカラスが食べやすいように、
お供え物は細かくしておいておくようにいっていたそうだ。


きれいになったお墓を写真にとってきた。
幽霊でもいいから、祖父と話をしたいと思った。
祖父とは一緒に暮らしたことはないけど、
昔の話なんか、ご先祖の話なんかももっときいてみたかったなあ。
母はあんまりそういうのに興味がないけど祖父から少しきいた記憶があるんだなあ。
もう10年長生きしてくれていたらなあ。


そういや祖父のお葬式の時、
札板が入った位牌を見ている私に
家系図でもつくってみたら?とお坊さんがいったんだけど
そのお寺が火事になってどうすんだと…。


で、帰りにおばのうちに寄ってきた。
そこのいとこは4人兄弟なんだけど、全員顔がばらばらで、
末のいとこは高校生の時、久々にあったら祖父に似ていてびっくりした記憶があるのだが、
今は社会保険労務士をしている。
年金問題の第三者委員会関連の仕事をするようなのだが、
選挙次第でどうなるかわからないともいっていた。


どうなるんでしょうね〜。
アベさんが続投とか、やめる必要はないとかいうと、ことごとく逆向するのでねえ。


アベ氏の顔は岸よか佐藤栄作に近いもんがある。
輪郭はおやじにも似てるけど。


昨日図書館でこんな本を借りてきた。

ルネサンスの女王エリザベス―肖像画と権力

ルネサンスの女王エリザベス―肖像画と権力

私がひっかかったのは副題の「肖像画と権力」ってとこ。
まだ最初のへんしか読んでないんだけど、
この女王の肖像は年とったものがないとか、
同時代のほかの肖像がとくらべて(たとえばお姉さんのメアリーとか)
内面をかもし出すようなものは避けたとか、影がないとか、
へ〜と思うような話があった。
13歳の肖像画と女王になってからのは
当時の国の情勢とかなんやらかんやらの影響もふくめて180度かわっていきます。
こういうのちょっと調べてみたいな〜(笑)


そういや昨日今日テレビみてて、政治家の白髪染めを改めて意識した私でありますが、
脱白髪染め?なNHK登坂アナ。
はじめブラックジャック?!とびっくりするような頭だったけど、
最近、自然になってきましたね。

で話は戻って

自民候補者の選挙事務所なんだけど、ぎょっとした。
あえてぼかすのがポイントなんだけどヒトラーの顔がたくさんって感じ。