ダグ・リーマンのMr.&Mrs. Smith


あーやっぱベットに入ってテレビ見るとだめだわ。
町田康×中原中也、楽しみにしてたのに後半寝てしまった(笑)。


さて絶対見ることはないだろうなと思っていた「Mr.&Mrs. スミス
ってかブラッドピットって44歳?!!まじで?!
いや確かにふけてみえました。
…で、監督がダグ・リーマンなわけで。


映画館でたまたま来年公開の「ジャンパー」のチラシをみて
USサイトを見たが凝りすぎててようわからん。
マトリックスみたいだなー。
…渋谷と秋葉原みたいな風景がみえましたが…YANASEってことは…カーチェイスあり?
で、予告で「監督はボーン・アイデンティティーMr.&Mrs. スミスの…」ってかんじで紹介されてて
ほんとはそれ以前の作品を見たかったのだが、店内をうろうろする時間もなかったので
とりあえずスミス夫妻をかりてみた(以下ネタばれあり)


ダグ・リーマン作品リスト
Getting In (1994)
Swingers (1996)←このへんみたい
Go (1999)

The Bourne Identity (2002)
The Bourne Supremacy (2004) (producer)
Mr. & Mrs. Smith (2005)
The Bourne Ultimatum (2007) (producer)
Jumper (2008)


結論、軽くボーン入ってました(笑)。
ってか音楽が同じジョン・パウエル
あの音楽は重要、ボーンでは特に。
ってことで見てるうちにボーン好きなら気づきます。
でも内容が内容だけに3の線も少々。
ってかアクションコメディ?ローズ家の戦争を思い出した。

でも微妙に中途半端な感じ。
中途半端にボーン調の暗さが(笑)
コミカルってとこまで微妙に届かない雰囲気。
→ロマンティック・コメディーだそうだ。
 ってか監督も脚本家もそのへん絞りきれてなかったっぽい。
 …一言で言えないのを狙ってたのかもしれないけど。


監督と脚本家のコメンタリーはまだ全部きいてないけど…
…普段あんまり聞かないのでほかの監督はどうなのかよくわからないけど
ダグ・リーマン、今回も予算がどうこうの話がでてきます(笑)
大作をとるのは初めてだとかなんとか。
主役の二人をLAからほかに移して撮影するには費用がかかりすぎるってことで…
ほとんどLAでとったらしい。
ボーン・アイデンティティーを撮ってる時から
この映画の話はきてたらしく
2度目はブラッド・ピットから送られてきたらしい…
ってことでマット・デイモンやボーンアイデンティティーの裏話もちょこちょこ出てくる。


ほかに妙に力の入ったセット…自宅にあるそれぞれの武器倉庫、
ジェーンの職場(BIだと銀行の入口とか)。



でもカーチェイスが……クラッシュになってた(笑)
グリーングラスに対抗したか?
ありえないもん、あの車のバウンドのしかた。
あ、運転しながら席を交代っての、ありました。


アンジーのほうが様になってました。


しかし、なんか建築やインテリアに興味があるブラッド・ピットの私的なあれが
そのまま役に出ているようで…
二人はこの映画のあとにごたごたを乗り越えてほんとに夫婦となるわけですが、
その複線となるようなせりふがあったり?


で、ジャンパーへと続くわけだが、
ダグ・リーマンはどこへ行くのか。アクション超大作を取れる監督になりたいのかな。
ってかなんでボーンシリーズでは監督が変わってたんでしょうか(笑)
そのへんよく知らないんですが。