オランジュリー美術館/ぼろぼろヴェルサイユ宮殿

※書いてるのは3/22です。


えーっとですね。
3/5にオランジュリーには一度寄ったんですが、すでに閉館で入れず。

↑夕日に染まるオランジュリーの図
地球の歩き方08/09パリには19時までとあったんですが、実際は18時閉館です。
※夏時間とかそういうので閉館時間がかわるのか?
入口付近には日本人旅行者がたむろってました。


ってことで、今回はリベンジ。
っつか、えーいという感じで予定を組みました。


ロンドン⇒北駅(11時?分着)⇒(地下鉄5番5分でレピュブリック)⇒YHに荷物おく
⇒地下鉄(レピュブリックから9番フランクリンルーズベルト乗換え→1番コンコルド)⇒オランジュリー
⇒地下鉄(1→9番に戻ってポン・ドゥ・セーブル)→バス⇒ヴェルサイユ


パリに戻ってきた時点で昼前ってとこがポイント。
なのにヴェルサイユまでいっちゃうと。
どんだけ時間がかかるのかわからなかったんで、
行ったら折り返しかも〜と思いつつ突撃。


オランジュリー美術館はやっぱり日本人が多かったです。

というか季節柄卒業旅行の学生が多かったようで。
しかし若き日本男子は意外とちびっ子が多いですね。
私と変わらないくらい。自分もそうだけど、
さらに胴長短足を強調した昨今の流行によって、
ひょろっとした細い体型とともに、すーぐ日本人ってのがわかるというか。




睡蓮の展示室はほんとに楕円形で、
絵は壁にそって変形してたんだけど(ま、布だからなんとでもなるわなー)
よくもあんな大きな絵を描くスペースがあるんだなと。
いや、よくみれば小分けにしてあったのかもしれないけど、
中央にシートがあって、そこにすわって絵を見てる人が多いから
あまり絵の前にたってじっくりみられんかったというか。



戻ってから職場の人とちょろっと話をしたんですが、
オランジュリーにある絵を目指して行ったら、
その絵は東京に出張中という悲劇。
今日も新・日曜美術館で日本で開催するルーヴルの展覧会の話をやってましたが…。


1時間ちょいくらいで出てきました。


で、ヴェルサイユへ。


パリ市内からヴェルサイユへの行き方は何通りかあるようですが、
とりあえず、最後がバスだと宮殿前まで行けるってことと、
とにかく乗換えとか待ち時間とか面倒なんで、
一本で行ける地下鉄(1.6ユーロ)+バス(1.6ユーロ)で行ってきました。
だいたい1時間くらいで着きました。
※これ…地下鉄の切符見せたらバス乗れたのかもしれない。30分以内だし。
(日本だったら改札出るとき切符吸い取られますがパリは扉だけ)
バスで買った切符は地下鉄の改札通りませんでしたが、逆はありですよね。
たぶんパリからヴェルサイユまで1.6ユーロでいけると思われます。
※バスに乗るときに、チケットが必要なら運転手さんに声をかけられるでしょう。
しかし、地下鉄のポン・ドゥ・セーブル駅で地上に出たときは、
まさに郊外って感じで、建物もパリみたいな感じじゃないのが
殺風景にみえて、なんだかさびしい雰囲気でしたね。
ま、冬ですからね。
オランジュリーからならオルセー美術館のRERを使うっていう手もありましたな!値段は上の方法よりも高いだろうけど。


で、バス停からゾロゾロ歩いて金色の門に向かっていくわけですが、
地面がゴツゴツ歩きにくいし、
なんかあっちこっち工事中みたいな感じやし、
観光バスがたくさんあるしでまーなんちゅーの?
きたーって感じも確かにあるんやけど、あれー?って感じもあり。


で、チケット買いにいくと、
あと10分待てば15時から料金が下がりますよ、
ってことで係員にストップかけられ前に進めず(笑)
※いつからカルトミュゼの1日券はなくなったんだーーーーー。


で、トイレを探す。
ヴェルサイユにはトイレがないと思ってたから。
でもちゃんと中に(といっても端の方)トイレはあるのでご安心ください。
白い服のおばさんが交通整理してます。


しかし15時から入ってどんだけみられるの?って感じですが、
ヴェルサイユ宮殿だけなら余裕で見て回れます。
音声ガイドを借りるために並ぶ時間が惜しい!とか思わなくても大丈夫です。
私は借りなかったけど、日本人ガイドさんの話とか横できいてると、
音声でも人でもガイドがあったほうが楽しめると思います。
みててもわかんないし、いちいちここは何の部屋です、
みたいな説明のプレートとかはなかったと思います。


入り口にたぶん宮殿に住んでた王族の系図が出てたんですけど、
いや、系図からはじまるかーと私には意外だったんですけど、

展示はかなり貧弱でした。
私は系図肖像画大好き人間ですから、
はーとか思いながらみたりするわけですが、
王妃やお姫様と思われる絵がただ壁に掛かってる部屋がいくつもつながってるのをみてても
なんも面白くないです。
建物の内装や調度品自体はかーなーりー貧弱です。
※革命のときにほとんど持ち出されたらしい…うぅ


しかし、2階?にあがると、天井もぐんと高くなり、
おーーーーってな感じですが、

どこか安っぽさがでてきちゃうんですよね。
天井のしみ、大理石っぽく見せた木の壁?とか、
でも世界中から毎日たくさんの人が出入りしてたら維持できないでしょうね。
建物も傷んでいくでしょう。
階段のへこみ具合は、みててかわいそうになりました。


追記6/24
ハイビジョンでやってた小林十市がでてたヴェルサイユの番組での話。
庭の話ですが、8/25?の聖ルイの日の日没が、運河の先にくるように計算されたそうで。
夏休みに行く予定の方は、面白いかもしれませんよ。

右端が運河の先。
見直してみたら、宮殿から運河を見た写真を撮ってないみたい…。
逆光やったからかな?