「はちどり」「82年生まれキムジヨン」

久々の更新。

 

9月下旬、一人で往復70キロ越えのサイクリングをしたんですが、

爽快でした!

で、ブログに感想を書いてたんですが、途中で記事がきえてやる気が失せて。

 

更新頻度が急に落ちたのは私の場合

はてなのトップページが変わって、

毎日見に来る習慣がなくなったのが意外と大きいですね。

ツイッターは毎日みてるんですけどね。

あれも意外と時間を消費してしまうものですね。

本を読む時間が削られる。

映画は映画館に行くと

場所と時間がそこに限定されるので、

その時間を削られることはないですけどね。

こんど中国のドキュメンタリー「死霊魂」

上映時間8時間の映画を見に行く予定なので

ますます・・・。

来月からネットフリックスでクラウンの新シリーズも始まるし!

 

基本、映画、本、自転車だけの生活ですね。

そういや9月、2回も見に行った「ビッグリトルファーム」はよかったです。

またその話を書きたいと思います。

 

で、今回は韓国の映画です。

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』オフィシャルサイト

小説を先に読んだけど記憶にないということで・・・

というのも映画化されるという話もあったからじっくり読まなかったという。

実は小説は苦手なんです。

そういえばこの前見た「コロンバス」も主人公の一人は韓国系アメリカ人でした。

映画『コロンバス』オフィシャルサイト

欧米の映画でアジア人が始終でてくる映画は新鮮でしたし、いい映画でした。

 

で、キムジヨン、

早起きしてみにいったんですがちょっと期待外れでした。

夫役のコンユは悩んでいるけど、ジヨンと実家の間をうろうろしてるだけで頼りない。

ジヨンのほうも、あの症状とかお母さん、おばあちゃんの辺のからみは

痛々しい感じがしましたが、どこか表面的というか。

 

ま、いろんなところに女性から見た理不尽が転がっているなというのはわかります。

予告でもありましたが、ストーカーされるほうが隙があって悪いと責められる、

仕事ができる女性に対して男だったらよかったのにねという、

教育も男兄弟が優先される。

私のまわりにも、同級生の何人かは県外の大学に進学するのは許されませんでした。

弟は旧帝に進学したのに。親は付属中学校の先生でしたw

私は周りはほとんど大学にいってるので下の世代もそんなものと思っていましたが、

弟は大学だけど、自分(女)は専門学校ってパターンが少なくないことをしりました。

 

ま、男に生まれてれば楽だったろうなと思うことはありますよ。

男性は男性なりの苦労とかあると思いますが。

映画でもでてましたが、夫の稼ぎで楽してると、

逆に自分もそうしたいという男性とかね。

私だって1年休ませてもらえんかなと思いますよw

サバティカル休暇とか。盆も正月もなく働いているので。

 

デフォルトが男性の日本社会ですよ。

それを支えるのもまた女性。

ばあちゃんちに行けば、酒を飲むのはおじさんたちばかりで

お嫁さんであるおばさんや母はエプロンつけて忙しいですよ。

韓国でも似たような感じみたいですが、あれってなんなんでしょうね。

女の敵は女みたいな場面もあったしね。

息子をうまなきゃだめとかいうおばちゃんたちは

あるいみ思考停止してるともいえる。

でもそれがいいとか悪いとか、私はよくわからないです。

そういう社会に適応していきているわけだから。

そうするしかないともいえる。

私はあわんなと思ったので、結婚もしてないし(しようといわれたこともないけどw)

そういう日本社会からドロップアウトして仙人みたいな生活をしています。

小学生の時はお坊さんになりたいなと思っていましたが

仏教の世界も男女差別があると知って(そもそもお釈迦様は男性やしな)絶望した次第。

 

いつになったら日本も女性を天皇としてみとめる日が来るんでしょうね(飛躍)。

相撲とかどうでもいいけど、

どうでもいいとこで女性だからという理由で排除されるのは許せん。

ま、ほんと相撲はどうでもいいけど。

でも女性排除しといて「国民の象徴」「国技」なんて、よくいえるなと思いますね。

私は認めんw

野球もサッカーもだめ。

国技はバトミントンがいいと思いますwwwww

 

で、「はちどり」ですよ。

映画『はちどり』公式サイト

はちどりの主人公はちょうどキムジヨンとほぼ同世代なので、

キムジヨンが中学生、高校生のころという設定でしょうが

ここでも虐げられてるんですね~

商売で忙しい両親、おそらく浮気をしてる父親、

それを知ってて子供の声が時々聞こえなくなる母親、

夜遊びを繰り返す姉、受験のプレッシャーにさらされる兄、

兄に殴られる主人公、みたいな。

主人公と近しくなる漢文塾の先生と1994年10月21日の話。

韓国の社会の出来事と家族が無関係ではいられない。

はっきりいってみてすっきりするとかいうたぐいの映画ではないです。

キムジヨンは最後それっぽくみせてますけど、

はちどりはそれでも人生は続くって感じです。

 

私は空港のごちゃごちゃした感じが好きです。

いろんな国の人がいて、騒々しくしているところがいい。

現実逃避したい。非日常の世界に飛んでいきたいです。

早く海外にいけるようになるといいなー。